1. トップ
  2. 「みたか世界よ…」“日本アニメ史に残る伝説作”として君臨…30年以上ぶり“まさかの復活”を遂げファン「感謝しかない」

「みたか世界よ…」“日本アニメ史に残る伝説作”として君臨…30年以上ぶり“まさかの復活”を遂げファン「感謝しかない」

  • 2026.1.14

これまでの常識や予想を鮮やかに覆し、観る者を呆然とさせるような衝撃的な展開。アニメの中には、一瞬にして状況が一変する絶望や、物語の根底を揺るがす驚愕の真実が、これまでも数多くの名作で描かれ、視聴者に強烈なインパクトを与えてきました。前回に続き、今回は“衝撃的展開に驚かされたアニメPart2”5選をセレクトしました。

本記事では第2弾として、1988年公開のアニメ『AKIRA』(東宝)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“衝撃的展開に驚かされたアニメpart2”アニメ『AKIRA』

undefined
※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(配給):アニメ『AKIRA』(東宝)
  • 公開日:1988年7月16日

あらすじ

大友克洋さんの同名漫画を原作としたアニメ映画。

1988年7月、関東地方に新型爆弾が投下されたことをきっかけに、第3次世界大戦が勃発。それから31年の月日が流れた2019年、東京湾上に築かれた巨大都市「ネオ東京」は、翌年に控えたオリンピック開催を前に、かつての繁栄を取り戻しつつありました。

ある夜、職業訓練校に通う不良少年のリーダーである金田正太郎(CV:岩田光央)と、その親友である島鉄雄(CV:佐々木望)らの一行は、閉鎖された高速道路で激しいバイク走行を楽しんでいました。しかし、そこで彼らは26号(CV:中村龍彦)と呼ばれる、老人のような風貌をした奇妙な少年に遭遇します。

この26号は、軍事機密である「アキラ」と誤認した反政府ゲリラの手によって研究施設から連れ出され、軍から追われている身でした。そんななか、不慮の接触により負傷した鉄雄は、突如として現場に現れた軍の部隊によって、26号とともにヘリコプターで連れ去られてしまいます―。

アニメ『AKIRA』の見どころ ※ネタバレあり

1988年に公開された映画『AKIRA』は、大友克洋さんによる圧倒的な描き込みと、狂気すら感じさせる映像美によって、観る者に強烈なインパクトを残し続けています。緻密に構築されたネオ東京の退廃的な風景や、物語後半の凄まじい肉体変容の描写は、当時の観客に言葉を失わせるほどの視覚的インパクトを与えました。SNSでは「トラウマで未だに再視聴出来ていない」「小さい頃はトラウマだった」といった声が寄せられているように、そのあまりに生々しい表現は、世代を超えて語り継がれるほどの衝撃として記憶されています。

そんな本作は、日本のアニメーションを芸術の域へと押し上げ、世界中に「ジャパニメーション」の衝撃を知らしめた金字塔として君臨しています。約15万枚という膨大なセル画数を用いたフルアニメーションによる滑らかな動きや、予言的とも言われるサイバーパンクな世界観は、公開から数十年が経過した今なお色褪せることがありません。SNSでは「日本アニメ史に残る伝説作」「後の様々な作品に影響を与えた」「世界に誇れる」「みたか世界よ…」といった称賛が寄せられており、その革新的な演出技法やビジュアルセンスは、国内外の映画・漫画・ゲームといったあらゆるクリエイティブの指標となりました。

製作から30年を経て進化…4Kリマスターが放つ衝撃にファン歓喜

製作から30年以上を経た2020年、世界中に衝撃を与えたのが、最新技術によって再び息を吹き込まれた「AKIRA 4Kリマスターセット」のプロジェクトです。本作は、音楽監督の山城祥二さんが指揮を執り、5.1ch音源のリミックスを施したことで究極の音響へと進化を遂げました。この4Kリマスター版は、2020年4月23日のブルーレイ発売に先駆け、同年4月3日から全国のIMAXシアターで劇場公開。さらに6月5日からは通常の劇場でも公開され、12月4日からはドルビーシネマでの上映も実現しました。

まさかの復活上映は、当時を知るファンだけでなく、初めて劇場で体験する若い世代をも熱狂させています。SNSでは「マジで最高だった」といった、時代を超えても一切色褪せない作品のクオリティに圧倒される声が上がっているほか、「劇場で見せてくれてありがとう」「感謝しかない」といった制作陣への感謝の声が寄せられました。リマスターによって鮮明になった映像と重厚な音響体験は、改めてアニメ『AKIRA』という作品が持つ唯一無二の価値を証明する形となりました。

アニメ『AKIRA』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“日本アニメの歴史を変えた不朽の金字塔”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です