「うるさいな！我慢させろよ！」娘の泣き声に逆ギレ夫が危険運転。降ろした1時間後、因果応報の結果に

久しぶりのお休みの日。夫と1歳の娘、私の3人で少し遠くの公園へ遊びに行くことに。晴れて気持ちのいい空気のなか、3人で散歩したり、ピクニックしたりして、充実な時間を過ごしました。しかし、その帰り道、連休最後の祝日ということもあり、なかなか渋滞の列が途切れません。公園を出発したのは15時で、16時には家に着いている予定でしたが、既に18時を過ぎていました。すると、娘の機嫌だけでなく夫の機嫌も悪くなってきて……。

夫が帰ってこないと思ったら…

娘がおなかを空かせていたので、持ってきたおやつをあげてしばらくごまかしていましたが、ついに泣き出してしまいました。私がなんとかなだめるも泣き止まず、夫は「うるさいな！」とイライラをぶつけてきました。私が「おにぎりでも買ってくるから、止まってくれる？」と提案しても、「我慢させろよ！」と言って、急発進や急ブレーキの嫌がらせをしてくる始末。

おなかが空いている娘のことは心配でしたが、車が事故を起こしてはいけません。あくまで冷静な口調で、私は「どこにも止まらなくていいから、危険運転しないで」とお願い。泣き続ける娘に夫は変わらずイライラしている様子でしたが、一旦危険な運転はやめてくれました。そして、そのまま車はどこにも止まらず、家まで辿り着いたのです。私たちを家の前でおろし、夫はそのまま家から5分ほどの駐車場へ。私と娘は先に夕飯を食べ始めて夫の帰りを待っていましたが、なかなか帰ってきませんでした。

1時間して帰ってきた夫は何も話そうとしませんでしたが、問い詰めてみると「イライラして慌てていたら、スピード違反で捕まった」とポツリ……。手続きしていて、1時間も経ってしまったようです。事故を起こしてはいないようでホッとしましたが、危険な運転は本当にやめてほしいと伝えました。

予定が思い通りに行かなくてイライラしてしまうことは私にもよくありますが、人に嫌がらせするのはよくないと感じたと同時に、悪いことをすると自分に返ってくるのだなぁと夫を見て実感。うまくいかないときほど、落ち着いて行動したいものだと思わされた出来事です。

著者：村井あずき／20代女性・ライター。音が鳴るおもちゃが大好きな1歳の女の子を育てるママ。夫と2人で初めての育児に奮闘中。娘と一緒に絵本を読むのが大好き。

イラスト：yoichigo

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー編集部