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北海道コンサドーレ札幌の外国人助っ人に欧州移籍の可能性か…古巣のスカウトの存在が去就に影響?

  • 2025.12.23

北海道コンサドーレ札幌の元スペイン人FWジョルディ・サンチェスが、再び欧州へ復帰する可能性が浮上している。

ポーランドメディア『Transfery.info』によると、かつて同国1部のウィジェフ・ウッチで主力を担ったジョルディ・サンチェスに対し、アルカ・グディニャとザグウェンビェ・ルビン、ピャスト・グリヴィツェなどのポーランドの複数クラブが興味を示しているという。

バルセロナ出身のサンチェスは、2023-24シーズンにウィジェフで公式戦35試合11得点6アシストと一定の存在感を発揮。リーグでも指折りのストライカーとして堅実な数字を残した。

その実績を引っ提げ、昨年夏にJ1で残留争いをしていた北海道コンサドーレ札幌へ移籍した。

J1残留を目指すチームの切り札として期待を受けて来日したサンチェスだが、リーグ戦7試合の出場で得点を挙げられず、札幌の降格を防げなかった。

カテゴリーを下げても状況は大きく好転せず、今季もリーグ戦9試合で1得点を記録するにとどまった。

こうした背景から、サンチェスは新天地を模索しているとみられる。ザグウェンビェ・ルビンでは、かつてウィジェフのスカウトを務めたヴォイチェフ・シミェフが在籍し、選手をよく知る存在が後押しとなる可能性がある。

また、ピャストが獲得に本腰を入れた場合は、ウィジェフ時代の恩師ダニエル・ミシリヴィエツ監督との再会も実現するかもしれない。

来月のJ1百年構想リーグ開幕を前に、札幌のスペイン人FWの動向に注目が集まる。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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