ドリス ヴァン ノッテン、日本初のギャラリーコンセプトストアを京都にオープン

ドリス ヴァン ノッテン（DRIES VAN NOTEN）は、ビューティーコレクションとファッションアクセサリーをキュレートする“ギャラリー”コンセプトストアを、日本で初めて京都にオープンした。舞台は京都BAL。12月20日（土）に開業したこの空間は、同ブランドの美意識をより感覚的に体験できる場として構想されている。

本ギャラリーは、パリ、ブリュッセル、ミラノに続く4店舗目として誕生。フレグランスやビューティーアイテム、ファッションアクセサリーを通して、ドリス ヴァン ノッテンの世界観を立体的に提示する。

店内に足を踏み入れると、18世紀フランドル地方のタペストリーを背景にしたアクセサリー・ウォールが来訪者を迎える。空間の中央には彫刻的な存在感を放つヴィンテージデスクが据えられ、そこにイサム・ノグチの「AKARI」ペンダントシェードによる柔らかな光が重なる。歴史、モダニズム、日本性が静かに交差する空間演出は、ドリス ヴァン ノッテンらしい詩的な空間を形づくっている。

ラインナップは、ファッション小物をはじめ、フレグランスや詰め替え可能なリップスティック、ビューティーアクセサリーまで幅広く展開。なかでも、メゾンの“不可能と思われる組み合わせ”という思想を体現したノマディックケース入りのトラベルスプレーは、このギャラリーを象徴する存在だ。

香りや素材、フォルムが響き合い、ビューティとファッションを横断する体験を提示する本ギャラリー。ドリス ヴァン ノッテンのクリエイションを、新たな視点から読み解く場として注目したい。

「ドリス ヴァン ノッテン ギャラリー 京都」

住所／京都市中京区河原町通三条下ル山崎町251 京都BAL 1F

営業時間／ 11:00-20:00

電話番号／075-211-2010

問い合わせ先／ドリス ヴァン ノッテン 03-6778-7975

Photos: Courtesy of Tijs Vervecken