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義実家からの「ちょっと来て」連絡にドキッ。手伝うたびに『費用は嫁持ち』夫に相談するも冷めたワケ

  • 2025.12.24

筆者の話です。
義実家から「ちょっと来て」と呼ばれるたびに、胸がざわつくようになりました。
軽いお願いの裏にあった「さりげない負担」に気づいた出来事です。

画像: 義実家からの「ちょっと来て」連絡にドキッ。手伝うたびに『費用は嫁持ち』夫に相談するも冷めたワケ

軽い呼び出しのはずが、なぜかドキッとしてしまう

義実家から「ちょっと来て手伝って」と声がかかることがたまにあります。
急ぎなら仕方ないと思うものの、最近は通知を見るだけで少し緊張してしまいます。

掃除や片付けなど難しい作業ではないのに「今日は何を頼まれるんだろう」と身構えてしまう自分がいました。
義両親も「軽いお願い」のつもりなのだと思いますが、私だけが妙に構えてしまうのです。

手伝うたびに「こちら持ち」になる流れ

私が構えてしまう理由は、お願いそのものではなく「後の流れ」です。
昼前に行けばお昼ご飯の用意をして出かけ、気づけば夕飯まで作って帰ることもありました。
買い出しに行けば自然と私の財布から。備品が必要になれば「買っておいてね」と軽く言われることもあります。
頼まれたものとレシートを渡しても「ごめんね、助かるわ」で終わることもしばしばでした。

義両親に悪気はないと頭ではわかっていても、心の奥のモヤは薄れませんでした。
「たまたま私が動きやすいから?」と、そんなふうに自分に言い聞かせていました。

夫に相談しても、温度差にモヤがピークへ

一度、思い切って夫に打ち明けてみました。
すると「親も頼みやすいだけだよ。気にしなくていいって」と軽い調子で返されてしまいました。
その瞬間「ああ、私のしんどさは届いてなかったんだ」と胸がスッと冷えた感覚が残りました。

義両親の「お願いね」の延長だという気持ちはわかるのですが、実際に動いているのは私。
その温度差に、胸の中のざわつきが一気に強くなったのです。
次に呼び出されたときも、やはり同じ流れで、モヤがピークに達しました。

距離感の難しさをあらためて痛感した日

その帰り道「私が嫌なのは手伝うことじゃなくて、気づかれない負担なんだ」とハッとしました。
小さな積み重ねが、知らないうちにストレスになっていたのだと思います。

これからは無理のない範囲で線を引きながら付き合っていこう、と静かに決めました。
義実家との距離感は難しいものだな……そう感じた出来事です。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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