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【60代ファッション】おしゃれスタイルを決める今年らしいブーツは?着こなしのコツを人気モデルの富岡佳子さんに聞きました!〈富岡佳子のWhat I Love〉

  • 2025.12.20

人気モデルの富岡佳子さんが愛用するエッセンシャルアイテムから、大人に相応しい、いまどきのおしゃれをレッスンする連載。
今月は、いつものコーディネートの足元を変えるだけで着こなしに今年らしさをプラスするアイテムをご紹介!

【今月のLOVE】おしゃれをブラッシュUPする筒形ブーツ

今年のムードが宿るブーツの筒形シルエット

靴がもたらしてくれる〝トレンド感”の効果は絶大。服をすべて最新にするのは難しいけれど、足元を今年っぽく変えるだけで、いつものスタイルも一気に旬なムードに変えてくれるから、靴の流行には敏感でいたいもの。 ここ数年、ブーツのトレンドが復活し、タンクソールのコンバットブーツが人気でした。その流行は引き続き継続中ですが、去年と同じスタイルではつまらないから、今年はブーツを新調したいと思っています。気になっているのは、ボリュームのある筒形シルエットでヒールが華奢なタイプ。ロング丈ならスエットをインしてもいいし、ミドル丈ならデニムの裾をひとつまみ入れるバランス感がしゃれて見えます。 年々ファッションがカジュアル化しているし、年齢が上がるにつれ、服に心地よさや楽さを求めるようにもなりますが、私たち世代はデニムやスエットをはくとき、カジュアルに転び過ぎてご近所服に見えないように、いくらかの計算が必要だと思うんです。 今回のふたつのスタイルも、カジュアルときちんと感のバランスが絶妙。1枚目のコーデのジャケット×デニムはカジュアル7 :きちんと感3、2枚目のコーデのコート×ニットセットアップはカジュアル6:きちんと感4の割合。 コンバットブーツやスニーカーを合わせたらカジュアルの割合がもっと高くなりますが、今年顔のブーツなら、レザーの素材感と華奢なヒールがリッチな印象に引き上げながら、今年っぽさをプラスするのにもひと役買ってくれます。パンツはもちろん、スカートスタイルでもOK。 カジュアル過ぎず、コンサバ過ぎず、その両者の程よいバランスを取りながらコーディネートを考える。そこに旬なシルエットの靴を組み合わせれば、センスのよさがにじみ出るスタイルが完成するはず。みなさんもぜひ、今年の1足を探してみてくださいね。

デニムの裾をひとつまみブーツに入れるラフ感が好き

ジャケット¥264,000、フーディ¥61,600、デニム¥71,500/すべてマディソンブルー、ブーツ¥49,500/ペリーコ サニー(アマン)

「いままでもパンツをブーツインするスタイルはおなじみだったけれど、今年は筒形のブーツにゆったりとしたデニムやパンツの裾を、無造作にひとつまみ入れるのが気分。ジャケットにデニムのような定番のスタイルも、足元のニュアンスを変えるだけで一気に旬度が上がり新鮮に」

カジュアルをモードに昇華する筒形ロングブーツ

コート¥385,000 /マッキントッシュ(マッキントッシュ 六本木ヒルズ店)、ニット¥74,800 、パンツ¥74,800 /ともにリア(エリオポール代官山)、ブーツ¥110,000/ネブローニ

「かつてはスキニーパンツを乗馬ブーツに入れるスタイルが好きでした。それを今年っぽく更新するなら、リラクシーなニットスエットを筒形のロングブーツにイン。華奢なヒールがカジュアルさを軽減して、モードなおしゃれ感をプラスしてくれます」

撮影/山根悠太郎[TRON] スタイリスト/谷藤知可子 ヘア&メイク/森ユキオ[ROI] モデル/富岡佳子 ※素敵なあの人2026年1月号 モデル富岡佳子さん連載『富岡佳子のWhat I Love vol.07』より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
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この記事を書いた人 素敵なあの人編集部

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

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