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「雪道でも滑りにくくて暖かい」ワークマンの人気ブーツがリニューアル

  • 2026.3.11

約8年ぶりの大きなアップデートを受けたスズキ「クロスビー」。今回は「ビッグマイナーチェンジ」と呼ばれているようだが、実際に細部を見ていくと、その進化はフルモデルチェンジと言ってもいいほどの内容だ。

筆者は先代モデルに触れた経験がない。そのため今回は、純粋に「新しいクルマ」としてクロスビーに出会った印象も加味してレポートしていきたい。外観デザインから内装、使い勝手、走行性能まで、アウトドアユーザーの視点からチェックしてみた。

<外観>直線と水平基調で「カッコかわいい」デザインに進化

先代クロスビーは丸みのある愛らしいデザインが特徴だった。一方、新型では曲線を減らし、直線と水平ラインを強調したデザインへと進化している。

これにより、SUVらしいタフさが加わり、アウトドアテイストがより強くなった。それでもクロスビーらしい親しみやすさは失われておらず、スズキが掲げる「カッコかわいい」というコンセプトをうまく表現している。

先代は女性ユーザーの比率が7割と高かったが、新型では男性ユーザーも意識し、男女問わず好まれるデザインを志向したという。家族で共有するクルマとしても違和感のないスタイルだ。

「雪道でも滑りにくくて暖かい」ワークマンの人気ブーツがリニューアル
全体的にワイルドさが加わったスタイリング
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グリルとランプが一体化したデザイン。全体的に厚みを感じさせる。特徴的なライトは「目ヂカラ」を感じさせる
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リアランプも角ばったデザインに
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フロントまわりが先代に比べ水平基調の直線に。リアスポイラーも含め、全体的に力強さを感じさせるスタイリング

<内観>コンパクトクラスとは思えない質感

ドアを開けてまず感じるのが、内装の質感の高さだ。

ブラウンを基調としたインパネやドアトリムは落ち着いた雰囲気で、上級グレードでは合皮レザーやシルバー加飾が加わる。コンパクトSUVのクラスとしては、満足度の高い仕上がりといえるだろう。

近年のスズキ車はインテリアの質感が大きく向上しているが、このクロスビーもその流れをしっかりと受け継いでいる。

「雪道でも滑りにくくて暖かい」ワークマンの人気ブーツがリニューアル
「上質」という言葉がぴったりの空間

<コクピット>使いやすさを重視した操作系

新型クロスビーでは7インチのメーターディスプレイを採用。表示内容は切り替え可能で、カレンダーや時計などもカスタマイズできる。

もうひとつ印象的なのが、エアコンなどの操作系が物理スイッチで統一されていることだ。近年はタッチパネル操作が増えているが、運転中でも迷わず操作できる物理スイッチは、やはり扱いやすい。

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助手席から運転席まで水平基調のラインが意識されている。操作系は配置も含めてとても使いやすい/
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空調操作関係がすべて物理スイッチなので非常に操作しやすい。特に温度調整のレバーが大きいのは抜群ですばらしい

<ユーティリティ>スズキ初の装備が多数

クロスビーにはさまざまな「スズキ初」が搭載されている。

クロスビーには、いくつもの「スズキ初」の装備が採用されている。

そのひとつが、2WD車にも搭載された走行モード。

  • スポーツモード
  • スノーモード

の2種類が用意されている。特にスノーモードが標準装備というのは特筆ものだ。アウトドアユーザーにとって大きな魅力だろう。

さらに上級グレードには

  • ヒルディセントコントロール
  • グリップコントロール

も装備され、雪道や悪路での安心感を高めている。

また、スズキ初の「2段式センターコンソール」も採用。収納力が向上するとともに、電動パーキングブレーキやホールド機能のスイッチもここに配置されている。

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スズキ初の2段式センターコンソール。上下に収納スペースがあり使い方がいろいろ考えられそうだ
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電動パーキングブレーキ」&「ホールド機能」のスイッチ。なんとシートヒーターは標準装備でアウトドアシーンでは重宝するはず!

一方、2段式センターコンソールと引き換えに、前席と後席のウォークスルーはできない(当たり前だが)。ファミリーユースでウォークスルーを重用視するユーザーは、付いていないグレードを選ぶといいだろう。

細かい使い勝手も申し分ない。USBタイプC c✕ 2、12V120Wソケット、さらにはHDMI端子まで装備。助手席前にはUSBタイプAも備える。

収納関係も非常に豊富。ドリンクホルダーは600mlクラスのペットボトルや紙パックにも対応していたり、助手席前の広いトレイなど、微細などころにも心を砕いていて車内での時間が快適になるよう工夫されている。

また、シートヒーターはなんと標準装備!上級グレードにはステアリングヒーターも付く。アウトドアユーザーにはうれしい限りだ。

<ラゲッジ> アウトドアユーザーのためにある

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通常状態のラゲッジルーム。このフロアの下に、2階建て構造のスペースが設けられている
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リアシートをすべて倒した状態。フラップがあるので積載では使いやすそう

クロスビーのラゲッジで特筆したいのが、フロア下のスペースだ。

ラゲッジフロアを開けると、まず取り外し可能なトレイが現れる。持ち手付きで、そのまま荷物を運び出すこともできる便利な仕様だ。濡れた道具やアウトドアギアの収納・運搬にも便利で、アウトドアユーザーを意識した設計になっている。

2WD車では、さらにその下に、もう一段、深い収納スペースが用意されている。つまり床下収納が2段構造になっているのだ。これは同じスズキのスイフトでも見られた構造で、コンパクトなクルマではこの「深さ」は大きなアドバンテージとなるはずだ。

助手席下には、スズキ車でおなじみの「バケツトレイ」も装備。キャンプや釣りなどのアウトドアシーンで活躍しそうだ。

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ラゲッジのフロアを開けると登場するのがこのトレイ。まるごと外して持ち運ぶことが可能
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1段目のトレイを外すさらに登場する広いスペース。この深さは魅力的だ
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助手席下のバケツトレイ。スズキといえばこれ!

<乗車感覚>いいとこ取りのコンセプト

今回、撮影のためにクルマを動かしてみたが、いちばん感じたのは、車格に対して、とても扱いやすいな という点だ。軽自動車かと勘違いさせるような感覚だ。

理由はいくつかあるが、ひとつは軽自動車並の4.7mという最小回転半径。

さらには、車両感覚が掴みやすかった。これはコクピットの広さと視界がいいことが理由だろう。

つまり軽自動車のKトールハイトワゴンのような扱いやすさと、SUVの安心感を併せ持った独特の乗車感覚だ。

ちなみに車内スペースは前席・後席ともに十分。快適に乗車できるはずだ。

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足元も頭上もスペースは余裕のリアシート。しかもスライド可能だ

<走行面> 1.2LにUPしたマイルドハイブリッドエンジン

<走行面> 1.2LにUPしたマイルドハイブリッドエンジン

先代が1Lターボだったのに対し、新型は1.2L直噴マイルドハイブリッドエンジンを採用。これはスイフトと同じパワートレインだ。

トランスミッションはATからCVTへ変更され、燃費性能も向上。WLTCモード燃費は

  • 2WD:22.8km/L
  • 4WD:21.0km/L

となっている。

さらにコーナリング時に内輪へブレーキをかける「アクティブコーナリングサポート」も装備され、安定した走行性能を実現している。

またACC(アダプティブクルーズコントロール)は全グレード標準装備で、電動パーキングブレーキ採用のグレードの場合、停止保持機能にも対応。この恩恵は大きく、長距離ドライブなどでの運転の快適性も高い。

<細かすぎて伝わらない選手権…的なこだわり>

今回、開発担当者に話を聞くことができた。なかでもインテリアデザインの話に興味深いものがあったので、紹介したい。

外観のところで前述したように、この新型は「水平」というものが大きなコンセプトになっている。だがそれは外観のスタイリングだけではなく、インテリアのデザインにも貫かれているそうだ。

前席の助手席側から運転席までの水平直線感、エアコン吹き出し口の造形などなど、随所に「水平」がデザインされている。

しかし驚いたのは、シート表面にあしらわれている「ヘリンボーン柄」だ。ヘリンボーンは、スーツなどでおなじみで、タテに使われるというイメージしか持っていなかった。しかしこのシートでは敢えてヨコに使ったという。「広さ・ワイド感」を演出し、さらにコンセプトの「水平」をここでも表現しているというのだ。

「雪道でも滑りにくくて暖かい」ワークマンの人気ブーツがリニューアル
ヨコ方向へあしらわれているシートのヘリンボーン柄

言われないとわからないレベル。まさに「細かすぎて伝わらない選手権」ほどのこだわりだ。

正直、ここまで細部にこだわって1台のクルマはできあがるものなのか!という驚きがあった。こんなこだわりを詰め込むことができる仕事をしているスズキのみなさんは、とても楽しいのだろうなとも思った。

<結論>やはり「フルモデルチェンジ」と言ってもいいのでは?

今回のクロスビーは「ビッグマイナーチェンジ」などの呼び方をされているが、実際にはフルモデルチェンジと言ってもいいほどの内容だと感じる。

このことをスズキの方に伝えたら「フルモデルチェンジ “級”で!」と笑いながら返してくれた。

<アウトドア 日常のクロスオーバー>

「ワゴン ✕ SUVのクロスオーバー」という本来のクロスビーのコンセプトが、さらにオールレンジで進化したという印象だ。

まさに「アウトドア × 日常のクロスオーバー」というコンセプトをさらに加えたいと思った。新型クロスビーは、それを体現したクルマに仕上がっていると思う。

●主要諸元

XBEE(クロスビー) HYBRID MZ

  • 全長✕全幅✕全高/3460✕1670✕1705mm
  • ホイールベース/2435mm
  • 車両重量/990kg(2WD)・1030kg(4WD)
  • 駆動方式/2WD・4WD
  • 総排気量/1197cc
  • 最大トルク(ネット値)/108Nm(11kgm)
  • 燃料消費率(WLTCモード)/22.8km/L(2WD)・21.0km/L(4WD)
  • 乗車定員/5名
  • 価格/ 239万300円~(2WD)、255万5300円~(4WD)

クロスビー ウェブサイト

https://www.suzuki.co.jp/car/xbee

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