1. トップ
  2. グルメ
  3. 【東京都渋谷区】炭火イタリアン「falò」が、ミシュランガイド東京2026で7年連続ビブグルマン受賞

【東京都渋谷区】炭火イタリアン「falò」が、ミシュランガイド東京2026で7年連続ビブグルマン受賞

  • 2025.12.18

東京・代官山の炭火イタリアン「falò(ファロ)」が、先日発表された「ミシュランガイド東京2026」※にて「価格以上の満足感が得られる、良質な料理を提供する店」に与えられるビブグルマンを7年連続で受賞。11月23日(日)にOMAKASE by GMO主催の授賞式が開催された。

“炭火を中心に据えたイタリア料理”を提供

falòは、2016年の開店以来、“炭火を中心に据えたイタリア料理”を追求してきた。店内中央には炉が据えられ、360度を囲むカウンターから、シェフの一挙手一投足を臨むことができる。近火・原始焼・藁焼き・直接炭を当てる調理など、炭火の熱を細やかに使い分けながら、素材の魅力をストレートに引き出し、迫力を湛えた一皿へと仕立てている。

店内は炉を囲むカウンターを中心にしており、テーブル席を含め30席が用意されている。

“火を軸に素材の本質を引き出す料理”が評価のポイント

ミシュランガイドは、「炉を囲むカウンターキッチンは焚き火のイメージ。炭をくべ、肉を焼くシェフの姿が目に留まる。近火、原始焼、直接炭を当てるなど、煌々と燃える炭と素材の距離を詰めてゆく。人気は一時間以上かけて調理するポルケッタ。魚の藁焼や野菜のホイル焼も興味深い。炭火を巧みに操り、食材と向き合う。」と評価した。

falòは、“火を軸に素材の本質を引き出す料理”が評価されたと受け止め、これからもさらなる「喜びと感動」を届けるべく、いっそう精進していくとしている。

こだわりの料理とナチュラルワインを楽しめる

季節の前菜は魚介や野菜を中心に構成し、メインには熟成肉や「ポルケッタ」、冬にはジビエも登場する。

名物の「ポルケッタ」は、低温でじっくり1時間半〜2時間以上かけて焼き上げる、falòを象徴する一皿。炭火の熱を丁寧に重ね、外側は香ばしく、中はしっとりとした旨味の層が広がる。

同じくfalòの代表的な料理である「特製ミートソースのスパゲッティ」は、粗挽きのさまざまな部位を組み合わせ、肉の旨味と食感を最大限に生かしたこだわりソースのスパゲッティだ。

また、ワインは、ナチュラルを中心に常時20種類以上をグラスで用意し、料理との調和を大切にしている。コース料理は、「季節のディナーコース」¥9,350、「12月限定特別コース」¥13,500が用意されている。予約はTORETAまたは電話にて受け付けている。

炭火と向き合う料理人・樫村仁尊氏

Falòのシェフ・樫村仁尊(かしむらのりたか)氏は、1974年東京生まれ。服部栄養専門学校調理師科を卒業後、「リストランテ アクアパッツァ」にて日高良実氏に師事。本店のほか、新店立ち上げにも携わり、素材感を生かす料理を学ぶ。渡伊経験を経て、2016年に代官山にfalòを開業。炭火と向き合う料理人として支持を得ている。

樫村氏は、「炭火の香りを軸に、日本の旬をイタリア料理として再構築しています。冬は火がもっとも活きる季節。ぜひ、この季節ならではの一皿を味わっていただければと思います」とコメントしている。

ビブグルマンを7年連続受賞したfalòにて、炭火の熱を細やかに使い分けた料理を味わってみては。

■falò 住所:東京都渋谷区代官山町14-10 LUZ代官山B1F 営業時間:17:00〜23:00(土日祝は15:00オープン) 定休日:木曜日 席数:30席(カウンター中心/テーブル席あり) HP:http://falo-daikanyama.com 予約(TORETA):https://reserve.toretaasia.com/falo-daikanyama# Instagram:https://www.instagram.com/falo_daikanyama

※「ミシュランガイド」はMichelin & Cie.の登録商標です。

(山本えり)

元記事で読む
の記事をもっとみる