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2025年、Tinderで人気だった星座は? クリエイター都と考える恋愛トレンドと価値観のリアル

  • 2025.12.16

Tinderは、12月4日に世界および日本のTinderユーザーのアクティビティ傾向を振り返り、その年を象徴するトレンドをキーワードやランキングとしてまとめた「Year In Swipe™」を発表しました。

発表に合わせて行われた記者発表会には、YouTubeで50万人を超える登録者を抱える人気クリエイターの都さんが登壇し、自身の体験や同サービスでのエピソードなどを語りました。

■2025年のデーティング傾向と2026年のデーティング傾向

2025年のデーティング傾向は「静かな転換期」だそう。“恋人がいる”がステータスだった時代から少し動きがあり、まずは自己表現や自立を大切にしたいと考え、自分の気持ちをより率直に伝える傾向が見られたとのこと。「相手に真摯に向き合って、より感情表現が豊かになりました」とTinder広報の武村さんは話します。

それを踏まえて、2026年度のデーティング傾向は、意図を明確に伝える「クリア・コーディング」、自分の価値観を率直に示す「ホットテイク・デーティング」、友人の影響を受けながら恋愛を判断する「フレンドフルエンス」、そして感情を前向きにオープンに共有する「エモーショナル・バイブ・コーディング」の4つが挙げられました。

中でも“クリア・コーディング”については、都さんも「私ははっきり言えないタイプなので、相手にはっきり言ってもらったほうが逆に楽です。駆け引きが減ってきているのはめっちゃ共感します。みんな省エネというか、駆け引きをしていると疲れちゃう、っていう子が周りにも多いです」と共感していました。

また、「デーティング(デートやデートに至る過程)でAIを使いたい」という回答が76%にのぼるという結果(※1)をふまえて、都さん自身のAI活用エピソードがあるか聞かれると、「私もめっちゃ頼ってます。“これ脈あり?”みたいなことをAIに質問することも多いです。メッセージもAIに作ってもらったりするので、ほぼAIと会話してるみたいな時もあります(笑)」と教えてくれました。

Tinder広報武村さんによると、AIを活用してプロフィール文の作成やプロフィール写真の選定、デートのアイデア提案を補助してもらい、負担軽減を行うユーザーも多いのだとか。

都さんは、他にも気になったトレンドとして「エモーショナル・バイブ・コーディング」のトレンドの一環として紹介された、散歩やコーヒーのような気軽で負担の少ないデートをチョイス。「初デートで“散歩”を選ぶ方がすごく多いんですよ。『散歩しませんか?』って言われると、歩いて終わりなのか、そのあとどこか行くのか色々と考えてしまう……どういう楽しみ方が良いのでしょうか? 」と打ち明けました。

都さんの素朴な疑問に、武村さんは「散歩といった日常の延長のシチュエーションでデートすることで、気張らずお付き合いできる相手か見極めたい……という気持ちがあるのでは」とコメント。等身大の自分でまず会ってみて、ありのままのお互いを知りたいというトレンドが反映されていることを教えてくれました。

■Tinder上で人気の趣味は? ユーザーの傾向と価値観から見るランキング

続いては、Tinderユーザーが注目することやアクティビティ傾向からランキングが発表されました。

ユーザーが「自分が恋愛において大切にしているもの」を表示する「愛の表現」のランキングでは「思いやりのある振る舞い」が1位という結果に。結果を見た都さんも「大事ですね。スタッフさんへの態度とか見てしまいます」と共感していました。

自分の趣味や関心があることを選択し、プロフィールで共有できる「興味」のランキングでは1位が「美味しいもの」。次いで2位が「旅行」、3位が「映画鑑賞」と2人で楽しめる趣味が多くランクインしました。

ランキングの中には、グローバルなTinderユーザーを対象にした、「魅力的な星座のTinderランキング」というユニークなテーマもありました。

都さんはしし座とのことで、「7位!? なんで!? (笑)」と驚く一幕も。海外では星座も重要なパーソナリティとして重視される場合もあるそうで、日本と海外の恋愛観の違いが垣間見えるランキングとなりました。

■都さんの2026年の恋愛マインドは「歩み続ける」

最後に「2026年に向けて大切にしたいマインド」を聞かれた都さんは、「歩み続ける!」と力強く回答。

「歩みを止めない。何度もトライして、向き合い続けることが大事だと思っています。私たちの世代は特に、失敗を恐れすぎちゃうところがある。でも、“失敗しないことが一番の失敗”だと思うようになりました。この座右の銘を今年から設定させていただいたので、2026年は心でも歩み続けたいです!」と語りました。

■新年を前に、恋愛面でも自分の2025年を振り返ってみて

ここ数年、周囲で利用している人の話を聞くことも、自分で利用することも増えたマッチングアプリですが、ユーザーのアクティビティから紐解いた恋愛観やトレンドの変遷を見るのはとても新鮮でした。

印象に残ったのは、「純粋に恋愛から距離を置いているというよりは、自分らしく恋愛を再定義する」というワード。恋愛の意義やパートナーとの関係性が多様化する中で、どんな相手と過ごしたいのか、恋愛に何を求めるのかを自分の中で見つけておけば、相手に必要以上に振り回されたり、恋愛に疲れてしまったりすることも減るのかな……? と、自分を見つめ直すきっかけになりました。皆さんも、ぜひチェックしてみてくださいね。

※1 2025年10月~11月の間に、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアで積極的にデーティングをしている18歳から25歳の4,000人を対象にOpiniumがTinderに代わって実施した調査。(2025年国際Opinium 調査)

・公式サイトURL https://jp.tinderpressroom.com/year-in-swipe-2025

(マイナビウーマン編集部)

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