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クリスマス準備はまだ間に合う!無印良品のヘクセンハウス、実は学びの宝庫でした

  • 2025.12.14

こんにちは、無印良品オタクの整理収納アドバイザーななです。クリスマスが近づくと、つい気になる無印良品のヘクセンハウスキット。お菓子作りキットと聞くとただ楽しいイベントで終わりそうですが、実はこの時間の中には子どもの成長につながる学び がたくさん詰まっているんです。そもそも”ヘクセンハウス”とは、ドイツ語で「魔女の家」。グリム童話のヘンゼルとグレーテルに登場するお菓子の家がモチーフになっています。物語も思い浮かべながら作ることで想像の世界も一緒に広がりますよ。実際に無印良品のヘクセンハウスを親子で作ってみたので、写真とともに紹介していきます。

無印良品のヘクセンハウスキットについて

今回使用したのがこちら。自分でつくる 組み立てる ヘクセンハウス 2,200円(税込み)※2025年版の価格です。2024年版は1,990円でした。

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写真のように焼いたクッキー生地が入っているので、組み立てるだけで手軽にお菓子の家が作れます。アイシングに使う粉糖も測られていて、計量をする必要もありません。説明書を見る前にキットの中に入っていた物を全て取り出して並べ、「これは何に使うでしょう」「この粉はなにかな?」とクイズを出すと盛り上がり、子ども達の食いつきがよくなります。実はヘクセンハウス作りで一番大変なのが生地を作る作業。屋根のサイズが合わなかったり、生地が曲がってしまったりすると組み立てが難しくなることも。小さいお子さんと作る場合はこの組み立てるだけのキットがおすすめです。ちなみに、自分で生地から作るキットも販売されているので、本格的なお菓子作りに挑戦したい方はこちらもチェックしてみてくださいね。

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まずは一緒に説明書を読んで理解する

では、箱の裏に書いてある説明書を子ども達と一緒に読んで作っていきます。お菓子作りは説明書を読んで工程をひとつずつ正確に進めていく必要があります。「まだこれは貼らない」「次はこれとこれを混ぜる」など順番や説明を理解するというプロセスは、自然と思考力を育ててくれます。

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そして付属のアイシングパウダーと水を合わせて硬さを調節。粉砂糖と水を混ぜるだけなのに、少しずつアイシングに変わっていく不思議。量を調節しながら試して、様子を見る。小さな実験をしているようで、子ども達も「すご~!!」「ボンドみたいになってきた!」「なんでこんなにトロッとなるんだろう」と大興奮でした。

ヘクセンハウス作りは子どもの集中力を伸ばす

アイシングができたら次は、組み立ての作業に入ります。

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絞り袋にアイシングを入れ、クッキー生地を貼り合わせていきます。

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クッキーを組み立てたりアイシングで飾り付けをしたり、細かい作業が多いヘクセンハウス作りは指先をしっかり使います。集中力を伸ばすのにぴったりな製作遊びです。アイシングは接着剤として使いますが、雪に見えるので垂れたりはみ出ても大丈夫。難しいイメージがあるかもしれませんが、意外とお子さんが挑戦しやすいお菓子なんです。組み立てたら、飾り付けをしたり置物を作っていきます。

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無印良品のブールドネージュ、つぶグミ、チョコペンで雪だるまを作りました。世界のお菓子ブールドネージュ 290円(税込み)

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クリスマス つぶグミ120円(税込み)

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アレンジ用 ペンチョコ(290円)

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ヘクセンハウスにもクリスマス つぶグミを半分に切ったものを付けて、お皿に並べたら⋯⋯完成!!

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所要時間は約1時間半。準備が楽だったので思ったより短時間で完成しました♪正直、兄弟でケンカになるのでは⋯⋯と少し心配していました。でも、実際には「ここ持ってて」「これ終わったら交代ね」など声を掛け合いながら協力しながら進める場面が多く、そのやりとりが印象的でした。一緒に作っていく中で、協力する事の大切さを感じてくれた時間だったと思います。説明書を読んで理解し、分からないことがあれば考えたり相談すること。思い通りにいかなくても工夫してみること。兄弟で声を掛け合うこと。そんなひとつひとつがきっと、子どもの力につながっていきます。完成したヘクセンハウスは、すぐには食べずしばらく飾って楽しむことにしました。ドイツの家庭では「作ったあとに飾って、最後はみんなで崩して食べる」という楽しみ方をしている人もいるそう。そんな話をしながら作ると、世界の色々な習慣や文化に興味を広げるきっかけにもなります。作って終わりではなく、長く楽しみが続くのもこのキットの魅力だと感じました。ぜひ無印良品の店頭でチェックしてみて下さいね。

【Profile】なな(@nana____ie)

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調理師・クリンネスト・整理収納アドバイザー1級の資格をつ無印良品オタクの整理収納アドバイザー。家の収納の9割が無印収納。「心と時間に余白をつくる暮らし」をテーマに、家事や育児に忙しい家庭に向けて、Instagramで無印良品を中心とした収納提案や日々の家事をラクにする仕組みづくりを発信中。”無駄な時間を省いて今を楽しむ"をモットーに、日常に寄り添うアイテムと家事の工夫を提案。

Instagram:なな(@nana____ie)

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