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【白濱亜嵐・数原龍友・小森隼】「パフェのように、混ぜながら、底までしっかり味わって楽しんで」(白濱)【sweet web独占】

  • 2025.12.11

昨年、グループとして新しいスタートを切ったGENERATIONS。先日公開された初のドキュメンタリー映画『GENERATIONS:The Documentary』を記念して、今回は白濱亜嵐さん・数原龍友さん・小森隼さんの3人に、作品を通して感じたことやこれからのGENERATIONSのこと、ニューアルバム『6IX PIECE』についてお話を伺いました。

――11月21日より公開となった映画『GENERATIONS:The Documentary』についてお話を聞かせてください。初のドキュメンタリー映画という形で自分たちを振り返ることになった率直な感想は?

白濱「僕たちの歴史を最初から紐解くような作品ではなくて、“ある瞬間のGENERATIONSに起きた大きな出来事”にフォーカスしているのが特徴だと思います。ドラマシリーズを全部見ていなくても楽しめる映画版のような感覚というか」

小森「確かに(笑)。ストーリー0的なね?」

白濱「そうそう(笑)。生い立ちとか、スターダムに上がるまでというのはよくあるドキュメンタリーだと思うんですけど、今回描かれているのは、その出来事に対してメンバーがどんな行動を取り、どんな考えをもっていたのかという部分。松永監督だからこそ捉えられた視点だと思いますし、すごくリアルなものを切り取った僕たちの生々しいところが映っているなと感じました」

――どれぐらいの期間撮影されたんですか?

小森「だいたい半年くらいですね。(関口)メンディーさんが辞めると決めて、その思いを発表した瞬間からカメラが回り始めて。あの会見の日から、次のツアーが終わる頃までずっと撮影が続いていました」

――実際に作品を観てみていかがでしたか?

数原「いやぁ、なんか……生々しいなっていう。カメラが入り始めたのがグループとしても過去いちばん大きなターニングポイントの瞬間だったので。その時メンバーがどう思っていたのか、どんな気持ちで向き合っていたのかを深掘りしていく構成になっているんですよ。だからこそ、楽しみにして劇場に来てくださる方が“え……⁉︎”と思うような衝撃的な場面も多いかもしれません」

白濱・小森「そうだね」

数原「もちろん、作品に映っているのはその時に実際に起きていたことで。あの瞬間は、みなさんを驚かせてしまった衝撃的な出来事だと思いますし、実際に僕ら自身にとってもすごく大きな出来事でした。作中にはその事実がしっかり記録されています」

――その当時の自分たちを振り返ると、どんな気持ちが一番強かったですか?

数原「本当に人それぞれだったと思います。誰がどんな気持ちで、どんな受け止め方をしていたのかは、作品を観るまで僕ら自身も知らなくて。インタビューで何を聞かれて、どんな答えをしているのかも共有していたわけではなかったので、完成した映像を観て“あ、こんなふうに思ってたんだ”と知ることも多かったですね」

小森「発見というと言いすぎかもしれないですけど、こんなに長く一緒にいるのに、意外と“こう思っているだろうな”と思っていたことが、メンバーそれぞれ全然違う答えだったりして、“あ、そうか。やっぱりそうだよな”って気づかされる瞬間がありました。立場も年齢もバックボーンも違うわけだから、あの出来事についての受け止め方も一人一人違って当然なんですよね。全員が同じ気持ちであるわけではない、というのをあらためて感じました」

白濱「僕らのこんな姿、今までファンの方には絶対見せてこなかったしね。当時はライブのMCとか個人のブログで、みんなそれぞれ思いをつづったり、言葉にすることはあったんですけど、それを映像で目の当たりにすると思うので、もしかしたらちょっとびっくりするかもしれない。でも、やっぱり実際に目で見ることでしか伝わらないものってあるじゃないですか。言葉だけではわからない温度とか空気感とか……。だから、この映像を観たら“え…こんな感じだったんだ”って驚く人もいると思いますし、ここまで言うと少し怖く感じる人もいるかもしれない。でも、それくらい核心まで踏み込んだ作品だと思います」

数原「そう。今はまたその頃とは心境が違ったりする部分はあると思うんですけど、今回の映画にはもしかしたら見せなくてもいいような赤裸々な部分も映っていて。でも、そういう姿を知っていただいたうえで、さらに応援してもらえたら嬉しいなという思いもありますね」

――映画は昨年行われたアリーナツアー『GENERATIONS 2.0』にも密着しています。ライブを続けながら、自分たちの中で何かが切り替わったと感じたポイントはありましたか?

白濱「正直、ライブのステージに立つ前は本当に不安でいっぱいでした。ファンのみなさんは楽しみに来てくれているはずなのに、メンバーが変わった最初のライブってどうしても空気が違っていて……。その中で立つステージは、やっぱりすごく怖かったんです。でも実際にステージに立って、ファンのみなさんの顔を見て盛り上がりを感じた瞬間、“あ、大丈夫だ”って。自信をもらったというか、お互いにきっと安心できた時間だったんじゃないかなと思います」

小森「公演を重ねるごとに心境の変化はあったし、そのライブに向かうまでの過程を今回のドキュメンタリーで追っていただいているので、当時の不安や葛藤がすごくにじみ出ていたなというのを、映画を観て改めて感じました。6人体制になって、自分たちにどんな影響があるのか。ライブをやって受け入れられるのかどうかって、数字としてもはっきり表れる世界なので、そこに向き合っていく僕らの姿はすごく生々しくて、まさにドキュメンタリーだなと。でもライブを通して不安から抜け出していく瞬間や、そこからどう進んでいくのか……、その変化が見えるという意味では、映画というよりライブそのものが答えだったのかもしれません」

――不安や葛藤があったとのことですが、今振り返るとどんな意味を持つ時間だったと思いますか?

数原「あらためていろいろと考え直す時間になりました。何が正解かわからないものを模索しながら進んでいくのがこの仕事ではあるんですけど、その中でまさかこんなことが起きるとは……と感じる出来事でしたし。だからこそ、メンバーだけで話し合う時間もすごく増えたんですよ。スタッフを挟まずに、本音で向き合う時間がいつも以上にあって。その積み重ねで、今まで以上に固い絆が生まれた瞬間でもあったと思います。大きな変化でしたね。ピンチはチャンスってよく言いますけど、本当にそういうことなんだなというか、そう思わないとやっていけないです(笑)」

白濱・小森「(笑)」

数原「僕たちも同じ人間で、つらい時はつらいし、苦しい時は苦しい。でもそれでも頑張り続けていきますっていう思いを知っててもらえたら、それだけで十分かなと思います」

小森「そうですね。全員のことを知ってくれ!という気持ちとはちょっと違うのかなと思っています。世の中に言葉として出してこなかった想いや、あの時間に抱えていた気持ちを形にしたかったというのが近いかもしれないです。だから、この映画に初めて映っているものがたくさんあるのは事実なんですけど、だからこそ表に出ていなかったんだよという、ある意味での答え合わせみたいな部分もあるのかなと」

――ファンの方の反応が楽しみですね。

数原「どう思ってくださるんでしょう。賛否分かれるんじゃないかな?」

小森「そうだよね、きっと」

数原「亜嵐くん、そんなこと思ってたの⁉︎ そんな気持ちでステージに立ってたの⁉︎って」

白濱「いやいや(笑)。俺はすごく健気だったよ(笑)」

――次のGENERATIONSとして、大切にしていきたいと思うことはありますか?

小森「これはリーダーがいうことが全てだと思うよ」

白濱「わっ、都合のいい時だけ僕をリーダー扱いするんですよ、このグループは(笑)」

数原「しかも、本当にそう(リーダーが言うことが全て)なんですよ」

白濱「(笑)。そうですね、今のGENERATIONSが大切にしていきたいことは、自分たちの色。GENERATIONSって個性が本当に激しくて、良くも悪くもLDHの中ではちょっと異質な存在というか。みんなが足並みを揃えている時に、あえて違う方向に走っていたり……(笑)。そういうちょっとした偏りも含めて、GENERATIONSらしさなんじゃないかなと感じています。気づけば息が長いグループになっていて、今までずっと一番下でやってきた感覚が抜けないんですけど、この年数を重ねてようやく先輩としての自覚が少しずつ芽生えてきたんです。だからこそ、後輩たちの目標になれるような存在ではいたいなと思うことも増えました」

――では次に12月17日に発売となるアルバム『6IX PIECE』の話を聞かせてください。今年の2月〜7月にかけてリリースした各メンバーのソロ楽曲に加えて、新曲『PAINT』も収録されていると伺いました。

数原「新曲『PAINT』は、今回の『6IX SENSE』ツアーのオープニングにふさわしい、ダンサブルな一曲が欲しいよね、というところから制作した楽曲です。全編英語にしたのは、シンプルにその方がかっこいいから」

小森「曲調もあいまってね」

数原「俺たちが色を塗って、本質を見せていくぜという熱い思いを込められた曲でもあります。特に“英語で!”と指定したわけではないんですけど、日本語にすると今回の世界観だと、強めの言葉を使わないと伝わらない部分が出てきてしまって。英語だと、その同じ感情をもっと自然に、さらっと歌えるんですよ。それが言語のマジックなのかなと」

――より尖った世界観だからこその英語ということですね。

「そうですね。歌詞を書いてくださったのは、『ANIMAL』でもご一緒したSUNNY BOYさんという方で、実は世に出ていない曲でもお仕事させていただいたこともあって。僕たちのことを昔から知ってくれているからこそ、今のGENERATIONSの状況を理解したうえで、この世界観を描いてくださったと思います。僕たちもこの半年間『PRODUCE 6IX COLORS』というプロジェクトをやってきたので、それぞれのキーワードもお伝えしたりして、その関係性があったからこそ、『PAINT』というエッジの効いた楽曲が生まれたと思っています」

――パフォーマンスはどんな感じなんでしょうか?

白濱「振付はs**t kingzのkazukiさんが担当してくださったんですが、まあ激しい(笑)。でも激しいけど動きはすごくシンプルで、踊っていて気持ちいいんです」

小森「緩急があるよね。合わせるところはしっかり揃えて、全体の雰囲気で魅せる部分もあって」

数原「今まわっているツアーでも披露しているんですけど、どんどん盛り上がるようになってきていますね。まだリリース前なのでライブでしか聴けない曲だけどね?」

小森「噂が噂を呼んでいて」

白濱「イントロから殴りかかるような曲なので、ライブ用に作った意味がすごく出ていると思います !」

――では最後に、この映画とアルバムを楽しみにしているファンのみなさんへ、sweetにかけて甘いメッセージをお願いします♡

白濱「映画に、アルバムに、そして今年は連続リリースもあって、本当にめまぐるしい一年だったと思います。その締めくくりになるような作品が今回の映画とアルバムです。まるでパフェのように、混ぜながら、底までしっかり味わって楽しんでください♡」

数原「映画とアルバムをかけた甘い一言か……。溶ける準備はできてるかい?」

白濱・小森「おお〜〜〜!!!甘〜い!!」

数原「ハートも入れておいてください♡」

小森「今回のドキュメンタリーは、ある出来事から半年間の軌跡を追った作品です。葛藤や不安もあった中で、それでも6人でまっすぐ向き合いながら頑張ってきた時間が、ひとつの作品として残りました。観てもらうことを前提につくったものではなく、あの時を記録したいという監督やメンバーの思いが詰まっています。そのまっすぐな気持ちが、みなさんに甘くそしてあたたかく届いたら嬉しいです♡」

白濱・数原「ながっ!(笑)」

●NEW ALBUM『6IX PIECE』 12月17日リリース
2024年のライブツアーで初披露したGENERATIONSの代表曲『Evergreen』の新アレンジバージョン『Evergreen 2.0』から、2025年2月~7月に6か月連続配信した『PRODUCE 6IX COLORS』全6曲、さらに新曲『PAINT』を含む全12曲を収録。

photo : JOJI[RETUNE Rep]

text : MIHOKO SAITO

edit : sweet web

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