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「皿の裏が汚い」「干し方が違う」…同棲カップルの半数が悩む“家事ギャップ”。結婚への最大の壁は「許容範囲」のズレ

  • 2025.12.10

同棲カップルを悩ます“家事ギャップ”

大好きなパートナーとの同棲生活。「毎日一緒にいられて幸せ!」と思いきや、そこには“好き”だけでは乗り越えられない現実的な壁が存在するようです。「プラスエイト」が実施した「同棲経験者に聞く“結婚・別れ”の実態」という調査結果を参照して紹介します。調査は2025年11月11日〜13日、20〜30代の男女1018人を対象にしたものです。

調査によると、同棲で見極めたかったことの第1位は「結婚後もうまくやっていける相手かどうか(32.9%)」でした。まさに同棲は、結婚への最終試験とも言える重要な期間のようです。では、具体的にどんな「ズレ」がカップルを悩ませているのでしょうか。同棲中にパートナーと「一致していなかった(違っていた)」と感じる生活習慣で、最も多かったのが「洗濯物の干し方・たたみ方」で、なんと51.7%と半数以上にのぼりました 。次いで多かったのが「掃除をする頻度・片付けやキレイの基準(43.2%)」でした。

実際の回答でも、「洗濯物の干し方が密すぎて乾かなかったので、結局後から手直ししてしまった」「お皿を洗ってくれても裏側に汚れが残っている」といった、家事のクオリティや手順に対する不満の声が挙がっています。自分にとっての“当たり前”が相手には通じない。この小さなストレスの積み重ねが、関係を揺るがす大きな要因となっているようです。

同棲カップルを悩ます“家事ギャップ”
同棲カップルを悩ます“家事ギャップ”

生活の基盤となる「お金」についても、シビアな現実が見えてきました。「お金の使い方・支出バランス」については、44.2%の人がパートナーとの不一致を感じていることが判明。気になる生活費の負担方法については、「男性の方が多めに負担(36.1%)」が最多でしたが、「きっちり折半(32.7%)」というカップルも3割以上にのぼりました 。同棲においては、従来の「男性が払うもの」という感覚よりも、対等なパートナーシップを求める傾向が強まっているようです。

一方で、結婚に至らず別れてしまったカップルのデータを見ると、女性側の負担割合がやや高い傾向や、負担バランスが曖昧だったケースも見受けられました。「買ってきたものを勝手に食べられる」といった些細なモヤモヤも含め、金銭感覚やルールの不一致は、別れを招く決定的な亀裂になり得ると言えそうです。

(LASISA編集部)

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