女性「この人となら…」→幸せな成婚退会後、わずか3日で破局。一体何が原因だった？【婚活のプロが解説】

2025.12.27

結婚相談所Presiaを運営する株式会社Presia® 代表取締役の来島美幸さんが、婚活や恋愛にまつわるノウハウや実際にあったエピソードを紹介する『来島美幸の婚活チャンネル』。

400組以上を成婚に導いた経験を活かしながら発信する動画が人気を集めています。

今回は同チャンネルにアップされている数多くの人気動画の中から『【婚活相談】34歳女性「成婚退会後3日で破局…彼の本性を見抜けませんでした...』という動画を紹介します。

34歳女性のケース

1年間活動していた結婚相談所を成婚退会した女性。

お相手の男性とは、お見合いで意気投合し、その後も順調に進んでいきました。

いつも優しく、記念日には素敵なレストランを予約してくれるような、非の打ち所がない人で、「この人となら温かい家庭を築いていける」と確信していた女性。

周りに祝福されながら成婚退会手続きを終えたあと、悪夢は突然始まりました。

退会翌日…いきなり彼の態度が急変

新居の相談をするため、翌日に彼に連絡を取った女性。

しかし、「疲れているから後で」と初めてそっけない返信をされてしまいます。

そのまた翌日、改めて話をするために直接会いに行きますが、彼の態度は結婚相談所退会前とは一変していました。

『そもそも君の年収じゃこのエリアは無理でしょう』

『家事は全部君がやるのが当然だよね。俺は稼いでくるんだから。』

あんなに優しかった彼が、まるで別人のように女性の意見をことごとく否定し、見下すような言葉を投げかけてきたのだそう。

女性が何か言い返そうとすると、『だから君はダメなんだよ！』と話を遮られてしまいます。

最後に放った驚きの一言

そして最後には、

『相談所にいる間は君に合わせてあげていたけど、もう我慢の限界。結婚は無かったことにしてほしい』

と一方的に告げられてしまいました。

たった3日間で天国から地獄に突き落とされてしまった女性。

あれだけ優しかった男性は一体どこへいってしまったのか、なぜ本性を見抜くことができなかったのか、

「もう誰も信じることができません」と女性は語ります。

なぜ、成婚退会後に悲劇が起きたのか

今回の30代女性のエピソードに関して、「特殊なケースでは決してない」と来島さんは話します。

実は、多くの男性が無意識的に、あるいは意図的に、成婚退会という最後の関門を抜けた後で、「女性の覚悟の強さと現実を見る力」を試していると語ります。

結婚相談所は男性にとっていわばプレゼンテーションの場。

成婚退会というゴールに向かっている間は、ある程度のことは目を瞑る男性も、いざゴールを決めた後はその解放感から本性が現れる場合があると語ります。

明日からできる！見極めるためのアクションとは？

相手の表面的な態度に惑わされることを防ぐためには、4つのアクションを実践するのがおすすめと来島さんは語ります。

①意図的に小さなストレス状況を与えること

例えば、「予約も取れない、行列に並ぶレストランに並んでみるのはどう？」と提案してみるなど。

本当に見るべきところは、逆風が吹いた時のその人のありのままの姿なんです。

②自分以外の第三者への態度を徹底的に観察する

自分に優しくするのは当然です。そのため、彼にとって利害関係のない第三者への態度こそ、本性が如実に現れます。

コンビニの店員さんやレストランのウェイターさんなどに対してどんな態度で接しているのか。その態度こそ、結婚後の自分への態度に現れる可能性が非常に高いです。

③お金と家族の話から絶対に逃げない

ロマンチックな場面ではこの2つの話題から逃げてしまいがちですが、結婚生活において避けては通れない最重要課題です。

だからこそ、成婚退会する前、プロポーズを受ける/される前に話すことが大事だと来島さんは話します。
婚活という【結婚】を目的として集まっているからこそ、こういった話題を

「結婚後の二人の財布はどうしたい？」「ご両親とはどれくらいの頻度で会いたい？」

など聞いてみて、反応を見てみましょう。

将来を真剣に考えている相手なのであれば、戸惑いながらも真剣に答えてくれるはず。

しかし、危険な相手だと「そんな話今しなくてもいいじゃん」「俺に任せておけば大丈夫」と一方的に話を打ち切ってしまうでしょう。

④相手の「No!」を引き出す勇気を持つ

常に「Yes」だけでいる相手は、本音を隠してあなたに合わせているだけか、真剣に向き合っていないかのどちらかだと来島さんは語ります。

だからこそ、あえて「No」と言いそうなことを投げかけてみる。あなたのことを思って正直に答えてくれる人だと、結婚後も建設的に話し合いができる最高のパートナーになる可能性が高いでしょう。

人間性のコアとなる部分の見極めが肝心。

幸せな結婚とは、成婚退会というゴールテープを切ることではありません。

成婚退会はあくまで、これから何十年も続く生活という長い旅のスタート地点に過ぎないのです。

パートナーのスペックや表面的な優しさをみて判断するのではなく、「ちょっとしたストレスがかかった時の姿」「第3者への態度」「お金・家族に対する価値観」といった、人間性のコアとなる部分から目を逸らさず判断することが大切です。

動画：【婚活相談】34歳女性「成婚退会後3日で破局…彼の本性を見抜けませんでした...

協力：来島美幸の婚活チャンネル

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています