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お見合いまでは順調、なのになぜ?「婚活が長期戦になってしまう人」に共通する、たった一つの“思考癖”をプロが解説

  • 2025.12.23
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

こんにちは。婚活カウンセラーのりぃです。
今回は、結婚相談所での活動が長期戦になってしまっている方に多く見られる“ある共通点”についてお話ししたいと思います。

それは、決して性格が悪いわけでも、魅力がないわけでもありません。むしろ、真面目で慎重で、結婚を軽く考えていない人ほど陥りやすい状態です。

「もっといい人がいるかもしれない」という気持ち

結婚相談所には、毎日のように新しい会員さんが入会しています。
お相手のプロフィールを見れば見るほど、「次に会う人のほうが合うかもしれない」、「まだ決めるのは早い気がする」そんな気持ちが湧いてくるのも無理はありません。

実際、長期戦になってしまっている方でも、お見合いからプレ交際(友達交際)までは順調に進んでいるケースは少なくないのです。

会ってみて大きな違和感はない。
一緒にいて楽しい。
相手も誠実そう。

それなら、なぜ長期戦になってしまうのでしょうか。
理由は、「この人だ」と決めきれないまま、真剣交際に進むタイミングで立ち止まってしまうからです。

慎重さと、決断できないことは別

結婚相手を選ぶのですから、慎重になるのは当然です。真剣に考える姿勢そのものは、決して悪いことではありません。

ただ、
「もっといい人がいるかもしれない」
「まだ他も見てから決めたい」
と考え続けている限り、どんな相手と出会っても、同じところで止まってしまいます。

完璧な人が現れたら決めよう。100%の確信が持てたら進もう。そう思っていると、婚活は終わりません。

どんな人でも「今」が一番若い

どんな人でも、今が人生で一番若い。明日になれば、今日より一日年を重ねます。これは、耳が痛いかもしれませんが、とても大切なことです。

婚活歴が長くなったからといって、市場価値が自然に上がるわけではありません。むしろ、年齢を重ねるほど条件はシビアになっていくのが現実です。

だからこそ、「今、ご縁があった人とどう向き合うか」が、とても重要になります。

卒業が早い人は、考え方が違う

婚活を早く卒業していく方に共通しているのは、「この人でいいか」ではなく、「この人と幸せになるために何ができるか」を考えている点です。

相手の欠点を探すより、一緒に生活したときにどう工夫できるか。
どんな関係を築いていけそうか。
完璧かどうかではなく、現実的に幸せな生活をイメージできるかどうか。

その視点を持てる人ほど、決断が早く、結果的に卒業も早いのです。

ご縁は待つのではなく、作り上げるもの

結婚は、誰かに決めてもらうものではありません。そして、完璧な人が現れるのを待つものでもありません。

今、目の前にいる人と、どれだけ真剣に向き合えるか。どれだけ「一緒に幸せになる努力」を考えられるか

婚活において、決断力は欠かせない力です。ご縁は、完璧な相手を探した先にあるのではなく、今ある出会いと向き合った先に生まれるものだと私は思います。


ライター:りぃ
5年間、婚活パーティーや結婚相談所などで婚活をされている方のサポートをさせていただいていました。相手が求めている情報を正しく分かりやすく伝える経験を積み、今では自分の言葉で読者の方に分かりやすく伝える文章を執筆しています。リアルなエピソードや、成功・失敗に共通するポイントをお届けします。