彼とのデートは“立ち食い蕎麦やカフェチェーン”…40歳女性「バカにされてますか？」→プロが返した“意外な答え”とは

結婚相談所Presiaを運営する株式会社Presia® 代表取締役の来島美幸さんが、婚活や恋愛にまつわるノウハウや実際にあったエピソードを紹介する『来島美幸の婚活チャンネル』。

400組以上を成婚に導いた経験を活かしながら発信する動画が人気を集めています。

今回は同チャンネルにアップされている数多くの人気動画の中から『【婚活相談】40歳女性「いつもデートは、安いところばかり...バカにされてますよね？」』という動画を紹介します。

40歳女性のケース

婚活相談所で知り合った30代の男性と仮交際中だという40代女性。

男性はいわゆるハイスペック男性で、プロフィール上の条件も申し分なく、「やっと出会えた！」と女性は嬉しく感じていたそう。

しかし、交際が始まってから女性は違和感を覚え始めます。

違和感を感じたポイントとしては、毎回のデートが安いこと。

出会った彼は年収900万円ほどで、お金には困っていなさそうでしたが、毎回神社や美術館など入場料が安いところで、食事もチェーン系のカフェや立ち食い蕎麦屋など。

節約を通り越し、もはや「自分が大切にされていないのでは…」と女性は感じるようになったそう。

もちろん、神社や美術館が嫌いなわけではないものの、低コストのデートばかりが続くと『自分との時間を楽しんでくれているのかな？』という気持ちに陥ってしまったそうです。

「あくまで贅沢がしたいわけではなく、大切にされていると感じられる時間を過ごしたいだけ。それなのに、毎回そのようなデートが続くと「私は彼にバカにされているのかな？」という気持ちさえ生まれてしまいます。」と女性は語ります。

女性の相談に対し、「嫌だと思った気持ちを男性にはきちんと伝えたのでしょうか？」と来島さんは問いかけます。

いつも男性側が提案してくれるデートに対して、自分からは提案せず受け身でいるだけで「バカにされている」と感じているとしたら、それはちょっと違うのではないでしょうか。

また、デートが低コストだからといって、『大切にされていないとは限らない』。人が人を大切にしているかどうかは金額ではなく行動で分かると来島さんは語ります。

頻繁に連絡をとり、デートを繰り返しているということは、裏を返せば、「また会いたい」「女性との時間が心地よい」と思ってくれている証拠なのではないでしょうか。

「時間とエネルギーを使って繰り返し会ってくれているという事実」

ここは見落とさないようにしてほしい、と来島さんは語ります。

そして、最も大切なことは、「大切にされてない」と語る前に、女性自身は男性を大切に思えているのかということ。
男性の収入やスペックばかりに目がいって、減点法で男性を見ているのではないか、と指摘します。

もちろん、理想を追い求めることも大事ですし、気持ちもわかりますが婚活は相手を品定めするための場所ではありません。

相手と一緒に幸せを築けるかどうかを見極めていくプロセスなんです。

だからこそ、『お金をかけてくれている＝大切にしてくれている』という思考から一回抜け出し、そのプロセスに一緒に立てている事実に感謝する気持ちが大切だと語ります。

奢ってもらう前提、相手がデートプランを考えてくれる前提でいるので不満が出てくる。

少しだけ意識を変えることで自分の行動が変わるだけでなく、彼の見方も変わってくれるのではないかと来島さんは伝えます。

婚活は、相手と幸せを築けるかどうかを見極める重要なプロセスだからこそ、「してもらうこと」ばかりに目を向けるのではなく、「自分に何ができるか」を考える視点が欠かせません。

デートの場所や金額といった表面的な事象にとらわれすぎると、相手が注いでくれている時間やエネルギーという、目に見えない優しさを見落としてしまいます。条件で相手をジャッジする「品定め」から卒業し、対等なパートナーとして歩み寄る姿勢が大切なのだとこの動画では学ぶことができます。

もし今の状況に違和感があるのなら、不満を溜め込む前に、まずは自分から理想のデートを提案してみたり、感謝を言葉にしたりすることから始めてみてはいかがでしょうか。

自分の意識を少し変えるだけで、相手の新たな魅力に気づき、二人の関係性がより豊かなものへと変わっていくはずです。

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています