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シール交換会に入れてもらい喜ぶ次女。「え!ひどい…」友人が帰ったあと、次女のシール帳を見て絶句!

  • 2025.12.7

長女が小学1年生、次女が幼稚園年中だったころのお話です。ある日、長女の友だちがシール帳を持って遊びに来てくれました。その日は2人で「シール交換」をする約束をしていたのです。
シール交換が始まってしばらくすると、「私も持ってる!」という声とともに次女が登場し……?

仲間に入れてもらえた?

私は「次女が入ると邪魔になってしまうのでは」と心配したのですが、長女の友だちは「〇〇(次女)ちゃんも一緒にやろう」と快く声をかけてくれました。

すると、その子が「大人はシール交換に参加できませーん!」と宣言したため、私はその言葉に従い、少し離れた場所から見守ることに。

「小さい子の面倒も見てくれて、やさしい子だな」

そのときは、そんなふうに感心していたのですが……。

次女のシール帳を見て驚愕!

シール交換のあと、私はおやつの準備や片付けでバタバタと過ごしていて、友だちが帰ってから娘たちに成果を見せてもらいました。長女のシール帳には、新しいきれいなシールが増えていて、本人もホクホク顔。

しかし、次女のシール帳を見てがくぜんとしました。

なんと、増えていたのは折れたり破れたりしたシールばかり……。その一方で、次女が持っていたキラキラのシールは見事に減っていたのです。

長女も交換中は自分のことに夢中で気づかなかったらしく、「えー、ひどい」と驚いていました。ところが、当の次女は「これ、〇〇ちゃん(友だち)が交換してくれたんだー!」と目を輝かせており、まったく気にしていない様子。お姉ちゃんたちの仲間に入れてもらえたことが、何よりうれしかったようです。

私は「あの子が『大人は参加できない』と言った理由は、まさか……」と勘ぐりつつ、客観的には損をして見えるのに喜んでいる次女の健気さに、切なくなってしまったのでした。

この一件以来、長女たちの遊びに次女が混ざるときは、私もさりげなく注意して見守るようにしています。たまに、まだ理解ができていないと思われて邪険に扱われることもありますが、次女は姉たちに参加させてもらうだけで満足そう。

そんな様子を見守りながら、「この子はきっとたくましく育つだろうな」と思う日々です。

著者:河原りさ/30代女性。2016年生まれと2018年生まれの女の子2人、2024年生まれの男の子のママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。

イラスト:森田家

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

ベビーカレンダー編集部

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