山崎夕貴アナ「RSウイルスで入院一歩手前に…」復職後は息子が体調を崩さないかヒヤヒヤの日々

子どもがかかりやすい病気は、一通り経験

みなさん、こんにちは。フジテレビアナウンサーの山崎夕貴です。早いものでもう12月ですが、インフルエンザなどさまざまな感染症が大流行するシーズンでもありますよね。特にお子さんがいらっしゃる親御さんは、戦々恐々としているのではないでしょうか……。子どもから親に感染して、一家全員がダウンする……なんてこともありますし、油断できないですよね。うちの息子も「子どもがなりやすい」とされる病気には、一通りかかりました。RSウイルスやインフルエンザ、突発性発疹、手足口病、胃腸炎など……。今では「あ、これまずいかも」という“勘”が働くようになり、早めに対処できることもあるのですが、慣れるまでは本当に大変でした。インフルエンザにかかったときは、なんだかんだ10日間熱が下がらなくて。「ようやく治った！」と思ったら、気管支炎になって……。胃腸炎も何回もかかっていますが、初めてのときは衝撃的でした。なんの前触れもなく、急に激しく嘔吐して。しかも、寝転んでいる私の上にいるときだったので、嘔吐物がダイレクトに私にかかって……。「あ、私も終わったな」と悟ったのですが、幸いにも私は感染しませんでした（あんなにダイレクトにかかったのになぜ……）。息子はすっきりしたのか、いつもと変わらない様子で。夜中にもう一度嘔吐したものの、その後はスーパー元気で、走り回っていましたね。

地方でRSウイルスが発症し、入院一歩手前に

振り返ってみると、一番大変だったのはRSウイルス。今まで見たことない、明らかに変な咳をしていて。しかも発症したのが、夫の仕事について福岡にいるときだったんです。１週間ほど滞在していたものの、毎日病院とホテルの往復で一切観光はできず……。症状がかなりひどくて、「このままだと入院することになります」と病院の先生に言われるほどでした。結局、帰京予定の前日に入院しなくて済む数値までは回復して、なんとか帰ることができましたが……。夫は東京で次の仕事があったので、もしあのまま回復しなかったら息子と２人で入院することになっていました。慣れない土地での２人きりの入院は不安で、当時は「もしダメだったらどうしよう」とかなり焦っていましたね。東京戻ってからもしばらくは大変でしたが、なんとか入院は回避できてよかったです。

復職後は「いつ体調を崩すか」ヒヤヒヤ

育休中は息子のさまざまな病気に振り回され、１ヵ月に１回発熱していたくらいだったのですが、復職後は幸いなことに元気に過ごしていて。「かなり病児保育にお世話になるかも……」と覚悟していたのですが、まだ一度しか預けていません。病児保育を利用したときは、私も絶対に休めない仕事で、夫も地方にいるタイミングでした。預けられたものの、迎えの時間は決まっているので、夫に急遽帰ってきてもらって。「もし新幹線が遅れたら……」と、かなり綱渡り状態でした。どちらの親も遠方で、職業柄、夫も私も休めない仕事も多いため、そんな仕事の前日は「無事に明日を迎えられますように」と祈っています。日々体調管理には気を付けつつも、子どもはいつ具合が悪くなるか分からないので、もう祈るしかない！（ママたちは共感してくれるはず……！）もしものために何ヵ所か病児保育に登録するなど、さまざまな手は打っているし、そのときになったら必死でどうにかすると思うのですが、なにもないのが一番ですよね。“無事に仕事ができる幸せ”を噛みしめて、出社する毎日です。今回はここまで。次回もお楽しみに。山崎夕貴

www.youtube.com▼連載一覧はこちらフジテレビアナウンサー山崎夕貴の「ポップな日々」【Profile】山崎夕貴1987年生まれ。岡山県出身。フジテレビアナウンサー。2012年より『ノンストップ！』、その後『とくダネ！』のMCを務め、朝の帯の情報番組を約９年続ける。昨年は情報＆Lifeエンターテインメント番組『ポップUP！』の進行MCを務めた。2023年2月から『Mr.サンデー』MCを担当。2018年、芸人・おばたのお兄さんと結婚、2023年8月に第一子を出産。※山崎さんの「崎」は正しくは「たつさき」カーキワンピース／WILLFULLY 黒ブーツ／mirem撮影／井上ユリ スタイリスト／奥崎千裕 取材・文・構成／岩崎幸