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意外と読めないかも…!「饂飩」ってなんて読む?→正解は…【漢字クイズ】

  • 2026.1.29

「え、この漢字そんな意味だったの…!?」
冬になると食べたくなるものといえば、湯気が沸き立つ温かい麺料理。
メニューや老舗の看板で見かける漢字なのに、読めそうで読めない…という方も多いのではないでしょうか。

今回の漢字は、実物は見慣れているのに読めない、そんな“ギャップ”のある難読漢字です。
今日も正しい読み方と共に、「なるほど!」と思えるちょっとした雑学をお届けします。
まずは正解を予想してみてください!

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問題:「饂飩」はなんと読む?

正解は…

 

「饂飩(うどん)」です。

さて、あなたは読めたでしょうか?

「えっ!?うどん!?」と思わず声が出た方、いらっしゃるのではないでしょうか。
ここからは、この漢字がどうしてこの読みになったのか、雑学とともに解説します。

なぜこんな難しい漢字?

「饂飩」という表記は、
一説ではもともと中国語の「餛飩(こんとん/ワンタン)」から来ているという説があります。

古い時代、日本に粉もの料理が伝わる中で、

餛飩 → 饂飩 → うんとん → うどん

と音が変化し、
現在の読み方が定着したと言われています。
つまり、もともとは外来語を漢字で当てた表記なんです。

全国で読み方や形が変わった歴史

饂飩は、麺の形状だけでなく、地域ごとに料理の特徴がありますね。

<地域> ・・・・・<特徴>
香川(讃岐) ・・・ コシの強い麺文化
関西 ・・・・・・・ 出汁が主役のやさしい味
九州 ・・・・・・・ やわらかく煮込んだ麺

歴史的に、小麦文化・出汁文化・保存方法などが絡みながら
独自のスタイルに発展してきました。

現代ではほぼひらがなで表記されるので、漢字表記はあまり目にしませんね。

今日のまとめ

「饂飩(うどん)」は、漢字では難しく見えますが、
中国語の影響を受け、日本の食文化とともに変化してきた言葉。

今日この漢字を覚えたあなたは、次に飲食店で見かけたとき、
「あ、これは“うどん”って読むんだ」と、スッと理解できるはず。

アツアツの麺をすすりながら、ちょっと得した気分になってもらえれば幸いです。
次回の漢字クイズもお楽しみに!



参考文献:広辞苑・第七版(岩波書店)、語源由来辞典(日本語源研究会)、ほか



文(編集):桜うさぎ

小学生から高校生までの国語の講師として個別指導・集団指導に携わる。ふと目にした気になる漢字や文字の意味・成り立ちを楽しく伝える方法を探りつつ、日本語のすばらしさを実感する日々を送っている。