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よく聞くけど読めないかも…「奔流」←なんて読む?正解は…【漢字クイズ】

  • 2026.1.29

「あれ、なんて読むんだっけ…?」
漢字を見れば意味はなんとなくわかるのに、読み方は自信がない——。そんな経験、ありませんか?

今回の漢字クイズは、ドキュメンタリーや気象に関する番組で耳にする機会は多いけれど、日常会話ではめったに使わない。
まさにそんな“絶妙なライン”の難読漢字です。

まずは正解を予想してみてください!
正しい読み方はもちろん、知っていると表現の幅が広がる「意味や使い方」を詳しく紐解いていきます。

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問題:『奔流』はなんと読む?

さて、あなたは読めましたか?

 

正解は…

「ほんりゅう」です。

意味は、勢いよく流れる水のこと。急流や荒れた流れを指す言葉。
ただの“流れる水”ではなく、力・速さ・迫力を伴うときに使われる表現です。

「奔」の意味から読み解く

「奔」という字には

  • 走る
  • 勢いよく進む
  • 抑えきれず溢れる

といった意味があり、動きのスピードや激しさを表します。

「奔走(ほんそう)」「奔放(ほんぽう)」なども、勢いをイメージできる言葉ですよね。

つまり「奔流」は、
力強く、止められないスピードで流れる水
という情景が込められています。

どんな場面で使われる?

次のようなジャンルでよく見かけませんか?

  • 自然描写(文学・小説・詩)
  • ドキュメンタリー番組
  • 気象や地形に関する報道
  • 歴史系の旅番組・ナレーション

例文

「雪解け水が山肌を駆け下り、奔流となって谷を削る。」
「ダムの放流で川は奔流のように姿を変えた。」

どこか映像が思い浮かぶ、情緒のある表現となります。

実は比喩表現としても使われる

現代では自然描写だけでなく、
感情や社会現象を表す比喩として使われることもあります。

<例>・・・・・・・・・・・・<意味>
情熱の奔流・・・・・・・・・・感情があふれ出す様子
人々が奔流のように動いた・・・激しい勢いで流れる人波
情報の奔流・・・・・・・・・・次々に押し寄せるニュースやSNS

まるで洪水のように、
“止められない勢い”があるイメージです。

今日のまとめ

「奔流(ほんりゅう)」は、単なる流れではなく、

激しさとスピードがある“生命感のある動き”を表す言葉。

自然描写にも比喩表現にも使える、
表現力の高い漢字です。

今日覚えたあなたは、
次にこの文字を見かけたとき、

「これはただの流れじゃない、勢いのあるやつだ!」

と、その情景や言葉の熱量まで
感じ取ることができるに違いありません。
次回の漢字クイズもお楽しみに!



参考文献:広辞苑・第七版(岩波書店)、明鏡国語辞典 第二版(大修館書店)、ほか



文(編集):桜うさぎ

小学生から高校生までの国語の講師として個別指導・集団指導に携わる。ふと目にした気になる漢字や文字の意味・成り立ちを楽しく伝える方法を探りつつ、日本語のすばらしさを実感する日々を送っている。