「1週間で3kg痩せた」「GWは1日10件」 まさに戦場…元プランナーが明かす、華やかな結婚式場の知られざる“ウラ側”

こんにちは、yukimaruです。

今回は、結婚式場の裏事情、繁忙期と閑散期についてお話します。
繁忙期と閑散期は、天と地の差があるほど、忙しさが違うので、プランナーの顔も変わると言われるほどです。

繁忙期のプランナーは、毎日が勝負！そんな日々のことを少しだけ紹介してみますね！

結婚式場の閑散期と繁忙期とは？

結婚式場の繁忙期は、春の3〜6月と秋の9〜11月です。

気候が良く、ゲストに来てもらうのに暑すぎず寒すぎずちょうど良い季節だからです。

合わせて、その繁忙期の中でも、5月のゴールデンウィークは一年で一番のピークとなります。

例えば、ゴールデンウィークは1週間結婚式が続きますが、式場によっては1日に10件弱の結婚式が入ることも。

そして、プランナーによっては1日2件の担当があることも考えられるので、まさに忙しい毎日と言えます。

結婚式の当日担当だけでなく、今後の結婚式の打ち合わせも同時に行っているため、まさに体一つでは足りない状態に...。

私もその経験を何年もしてきましたが、慣れない新人の頃は1週間で3キロ瘦せたこともありました。

プランナーにとっては毎日の結婚式、でも新郎新婦にとっては一生で一度の日

プランナーにとっては、明日も明後日も結婚式を担当する日々が続きますが、新郎新婦にとってその日は「一生に一度」の大切な一日。

郎新婦にとっては、代わりのプランナーなんていません。

今まで何か月も打ち合わせを重ねてきた、唯一の担当プランナーが、結婚式当日にいないなんて不安でしかありませんよね。

だからこそ、プランナーはその責任の重さを強く自覚し、万全の準備を整えて当日を迎えようとします。

繁忙期の現場では、体調管理やスケジュール調整の難しさに直面することもありました。私自身も、「どうすれば最高の一日を支えられるか」を常に考えながら、無理のない範囲で現場に立ち続ける工夫をしてきた一人です。

チームで支え合い、状況に応じて休息を取りながら対応することの大切さを、現場で学びました。

決して、無理をすることが正解なのではありません。むしろ、結婚式を成功させるためには、プランナー自身が健やかな状態でいることが不可欠です。

そのうえで、多くのプランナーが強い責任感と誇りを持ち、「この結婚式を良いものにしたい」という想いを原動力に仕事に向き合っています。

ウエディングプランナーの仕事は、華やかに見える一方で、責任も大きく簡単ではありません。

しかし、その分、新郎新婦やご家族の笑顔に立ち会えたときの喜びは格別です。

だからこそ、この仕事を選び、続けている人たちは、情熱と同時にプロとしての意識を大切にしているのだと感じています。

閑散期は？何しているの？

式場の閑散期は、冬の1〜2月、夏の7〜8月です。

いわゆる、寒い、暑いという気候的にネックがある時期が閑散期になります。

とはいえ、結婚式がないわけではありませんが、一日2、3件が多い方と言えるでしょう。

では、余裕があるかと言われると、実はこの閑散期は、次の繁忙期のお客様の打ち合わせが進んでいる時期なので、結婚式自体は少なくても、打ち合わせの数は圧倒的に多くなっています。

忙しい毎日に変わりはないですが、それでも繁忙期からすると少し時間に余裕が出るのも事実。

このタイミングで、もっと良い結婚式を作るための研究や勉強に時間を充てる人もいれば、思い切りリフレッシュできる旅に行く人もいます。

正直、私もプランナーになりたての頃は、繁忙期の毎日が限界だと思っていましたし、上司になってからも、この繁忙期に耐えられず、辞めていく子たちもたくさん見てきました。

しかし、過酷でも続けているプランナーは、過酷さ以上の価値があるやりがいを知ってしまったからでしょう。

もう私も、元プランナーですが、そのころを思い出すと、やっぱりまたあの現場に戻ってみたいと感じるのでした。

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ライター：ゆきまる

大学卒業後、フリーターを経てウェディングトップの大手の会社に入社。ウエディングプランナーを10年経験し、その後、支配人を5年、エリアマネージャーとして全国の店舗の管理する活動。現在は、Webライターとして活動。ウエディングプランナーから培った「人をう気持ち」を大切に、コラム記事からSEO記事まで幅広く執筆中。

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