「台無しにされた」映画館のエンドロール中、目撃された光景に「眩しくて嫌」「仕方ない」劇場の“公式回答”は？

2025.12.24

映画館で映画を観るのを楽しみにしている方も多いことでしょう。最新作を自宅では真似できない大画面・高音質で鑑賞できるなど、数えきれないほどたくさんの良さがありますよね。

SNSでしばしば「映画館で、エンドロールの途中でスマートフォンを見るのをやめてほしい」という声が上がっています。

実際に、上映中はスマートフォンの使用を控えるよう呼び掛けている劇場もあるようです。

はたして、世の中の人は「映画館で、エンドロール中にスマートフォンを見ること」に対し、どのような反応を示しているのでしょうか？詳しく紹介します。

本当に迷惑…共感のコメントが続出

エンドロールの最中にスマートフォンを使用するのはやめてほしいと考えている人が多い様子。本当に迷惑である、劇場に来ないでほしいなどの声も寄せられていました。

わかります、エンドロールも含めて映画なのに…。
本当に迷惑ですよね。
そういう人には、正直劇場に来ないでほしいよね。
めちゃくちゃ腹が立つ。
さっき、映画館で「スマホは場内が明るくなるまで使用しないで」というアナウンスが流れたよ。

映画の中にはエンドロールに仕掛けがあったり、最後に続きが用意されている作品もあります。そのため、作品を最後まで楽しむためにも、スマートフォンの使用を控えるべきであると指摘する声もありました。

エンドロールは最後まで見るべきだよ！
エンドロールの途中に仕掛けがあるのに、スマホ見てて見逃してる客いた。
エンドロールの後に本編の続きがあるときは、周囲でスマホ見られるとなおさらイライラするよね…。

また、エンドロール中に退席するために、スマートフォンの懐中電灯を点けるのをやめてほしいと求める声も。

退席する道を照らすためにスマートフォンのライトを点ける人もいるよね。明るくなってから退席すればいいのに。
我慢できなくて、「ライトを点けるな！」って注意してしまいました。
眩しくて嫌。

中には「仕方ない」という意見も

一方で、映画の上映中、スマートフォンを使用してはいけないと理解しているものの、エンドロールなら仕方ないという声もありました。

本編が始まったらダメだよね。でも、エンドロールになったら仕方ない気もするかな。
エンドロールが始まったら、退場し始める人もいるからね…。
エンドロールまで観ているの、正直日本人だけだと思います。
海外では、エンドロールの最中に明かりがつくところもあるからなぁ。

注意喚起を実施している劇場も

実際、エンドロールが終わるまで、スマートフォンの使用を控えるよう注意を呼び掛けている劇場もあるようです。

TOHOシネマズは「心地よい映画を叶える4つの法則」として、1つ目に「スマートフォン、スマートウォッチなどの操作はご遠慮ください」を挙げています。そして、「劇場が明るくなるまでマナーを守り映画をお楽しみください」とのこと。原則、エンドロールが終わり劇場が明るくなるまでは、スマートフォンの使用は控えるべきでしょう。

また、ユナイテッド・シネマ新座は「ご利用の際のお願い」として、鑑賞中は「客席での携帯電話・スマートフォンの操作」をやめるよう求めています。それだけでなく、「画面の光は他のお客様のご鑑賞の妨げになります」「予告中・エンドロール中の操作もご遠慮ください」と明言。このように、スマートフォンの使用に関して厳しく制限している劇場もあるのです。

劇場のルールを確認し、互いに気持ちよく鑑賞を

映画館では、それぞれの劇場がマナーやルールを定めており、エンドロール中のスマートフォン使用を明確に禁止している劇場も少なくありません。

訪れる劇場のルールを事前に確認し、それに従うことが最も大切でしょう。また、スマートフォンの画面の光が周囲の鑑賞を妨げる可能性があることや、エンドロールを楽しんでいる人がいることも念頭に置いておきたいところです。

エンドロール中に仕掛けのある作品もあれば、本編のおまけ的な映像が流れることも。作品を存分に楽しむためにも、そして他の観客と快適な空間を共有するためにも、各劇場のマナーを守りながら映画鑑賞を楽しみたいですね。

参考：
心地よい映画を叶える4つの法則（TOHOシネマズ）
ご鑑賞マナーに関するお願い（ユナイテッド・シネマ新座）

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