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【50代】顔の劣化を救う!お悩み別『顔トレ』でシワ・むくみ対策【表情筋研究家・間々田佳子さん監修】

  • 2025.11.20

表情筋研究家・間々田佳子さんに、顔の劣化対策に有効な『顔トレ』をレクチャーしていただきました。スキンケア感覚で毎日の習慣に!

教えていただいたのは・・・
表情筋研究家
間々田 佳子さん
「コアフェイストレーニング」考案者。自身のたるみ顔を改善した経験を踏まえた顔の筋トレが話題に。イベントなどで講師を務め、講座受講者は3万人を超える。著書に『間々田佳子のかんたん顔筋トレ』他多数。

額のシワ解消

〈POINT〉
気づかぬうちに深くなっている額のシワ。これは目を開くときに目のまわりにある筋肉を使わずに、額の筋肉を使っているのが原因のひとつ。
額を動かさずに目を開くクセをつけましょう。

両手を額に当てて目を開く

額に手を当て、目の奥の筋肉を使い、「ホー」と息を吐きながら目を開きます。
上眼瞼挙筋が鍛えられると、まぶたの下がりも解消できて目力もアップ。

笑ったときの額のシワに要注意!

目のクマ改善

〈POINT〉
普段は使わない下まぶた側の「眼輪筋」を鍛えると、血行がよくなり目の下のクマの解消に。
さらに落ちくぼんだ目の下のハリ感がアップします。
目の下のシワやたるみの改善にも効果的。

1. 下まぶたに触れる

下まぶたの微妙な動きを確認するため、指で軽く触れます。
強く押し付けないこと。

2. 下まぶたを上げ下げする

上まぶたを動かさずに、下まぶたのみ10回ゆっくり上げ下げします。
スムーズに動かせるようになったら、回数を増やすのもおすすめ。

鏡で確認しながら下まぶたを引き上げる感覚をつかもう。

目じりのシワ解消

〈POINT〉
目じりの弾力をアップさせておくと、シワが入りにくくなります。
目を開けたまま笑顔をキープするとき、上の歯が8本見えるくらい頬を上げても目元にシワが寄らない状態がベスト!

1. 目じりを押さえ口角を上げて笑う

シワが寄らないように目じりに指を当て、目を大きく開き、口角を上げて笑います。

目を見開いたままキープ

手を外して、目が細くならないように大きく開いたまま5秒キープします。

キープのときに目を細めないように! シワが入ります。

むくみ解消

〈POINT〉
顔を大胆に動かして、リンパの流れをよくするとすっきりむくみ解消につながります。
徐々にスピードを速くして繰り返していくうちに、顔がポカポカしてきます。

1. 両手でグーを握り息を吐く

目と口を軽く閉じ、「シュ」と息を吐きます。

2. 手と目を開く

「ハー」と言いながら、手と目をパッと開きます。1と2 を5秒繰り返して。

小顔効果

〈POINT〉
頬や口元がたるんで垂れ下がってくると、フェイスラインがぼやけて顔が大きく見えてしまいます。
「頬筋」と「口輪筋」を使って、頬を引き上げ、輪郭を引き締めましょう。

1. 頬に力を入れて口を突き出す

「ウー」と言いながら、頬の筋肉に力を入れて口を前に突き出します。

2. 1のまま唇を上に引き上げる

「ウー」の口をキープして、頬の筋肉を斜め上に引き上げます。正面に戻し( 1 )、反対側も同様に。

頬の筋肉が使えていないと、「ウー」の形が崩れて、唇がゆるんだ状態に。
鏡を見て確認しながら行いましょう。

〜日常で顔と体の軸を鍛えよう〜

キッチンで

姿勢が歪んでいると顔も歪んでくるので、日頃から何気ないときでもコアフェイスを意識して。頬と口角を上げながら正しい姿勢をキープしましょう。

表情が明るくなる! リラックスストレッチ

1. 両腕を前にのばし背中をストレッチ

両手を前にのばし、背中を丸めるようにして骨盤を後ろに倒します。
目を閉じて、口をすぼめ、おへその下から息を吐きましょう。

2. ひじを引き胸を開く

顔は斜め上に向けて、ひじを引き、肩甲骨を寄せます。
このとき顔はにっこり笑顔で。
1 ~ 2 を3~5回繰り返すと、表情筋が動き、体の緊張もほぐれてきます。

photograph: Shoko Matsuhashi hair & make-up: Michiko Ito text: Chie Sakuma

大人のおしゃれ手帖2025年11月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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