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陣痛に恐怖心を抱いたまま第二子妊娠「やっぱり怖い…」不安なまま挑んだ出産、いざ陣痛がくると

  • 2025.11.19

1人目の出産で24時間以上の陣痛に苦しんだ私は、出産直後に「こんなに苦しい思いをするなんて、2人目は産みたくない」と心から思いました。しかし痛みは忘れるもので、1年半後には妊活を始め、2人目を妊娠。
出産が近づくと、1人目のときの出産を思い出し、私は再び恐怖心に襲われてしまい……。

1人目出産時の恐怖を思い出し…

第2子を妊娠し、ついに臨月。大きなおなかを抱えながら、2歳の娘のお世話に必死になっていました。ふと娘を見ながら、「この子の出産は本当に耐えられない痛みだったな」と思い出した私。やはり陣痛に対する恐怖の気持ちが体に染み付いていたようです。

そして、ついにその日がきました。陣痛です。直前まで恐怖心を拭いきれなかった私ですが、実際に陣痛が来ると驚いたことに「来た来た! でも、きっとなんとかなる!」と腹をくくった自分がいたのです。

2人目だからなのか心に余裕があり、陣痛と陣痛の間には夫と仲良くおしゃべりし、食事もしっかり食べられました。

前回の出産との差に驚き!

1人目の出産同様、子宮口がなかなか開かないという事態があり、最終的に12時間かかった出産でした。しかし、本当につらくて大変だと思ったのは最後の2時間くらいで、生まれた瞬間は、何ものにも代え難い喜びの気持ちであふれました。


産後の体の状態も1人目とは雲泥の差。1人目の産後は3日間、ベッドから起き上がるだけで苦労するほど体力を消耗しきっていましたが、2人目の産後は半日休んでから、身の回りの最低限のことを問題なく自分でこなすほどでした。

私は2人目出産間近まで陣痛の恐怖を拭えずにいました。しかし、いざ陣痛が始まり、赤ちゃんが生まれてみると、「あの恐怖はなんだったのだろう」とあっさりした気持ちに。3人目の予定は今のところありませんが、もし授かったとしても、怖がる自分ではなく、喜んで出産に臨む自分の姿が想像できます。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:下園ひかり/30代女性・ライター。4歳の娘、1歳の息子、夫との4人暮らし。バックパッカーとして2年間で25カ国を周遊した経験あり。さまざまな国で生活した経験から、常識に捉われない育児を実践中。自身の育児経験をおもしろ話にして情報発信するブロガー兼ライター。

イラスト:ななぎ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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