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結局、運がいい人が持っているものは何? 私の最高の開運習慣/中道あん

  • 2025.11.17

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。

ちょっとしたことで「ラッキー!」とテンションがあがったり、「ツイテナイ...」と落ち込んだり...日々の生活のなかでなんとなく意識している、運。中道あんさんが意識して行っていることは?

【前回】秋の夜長、あえて「短くする」幸せ。「何もしない私」も悪くない

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ほぼ毎日15分歩いて、カフェに行きます。

その途中、仲良しの犬に会えたらラッキー。

信号待ちにひっかからず、カフェまでいけたら、「超ラッキー!」と思う。

けれど、電車に間に合いそうもないときに限って、長い信号待ちにひっかかると、イライラしながら「今日はツイテナイ」って感じちゃう...。

たとえば、こんなふうに、いつも心のどこかで運を意識しています。

みなさんは、「運がよくなるといいな」と願ってはいませんか?

では、どうしたら運がよくなるのでしょうか。

結論から言ってしまうと、それは、私にはわかりません。

でも、私は運がいい方だと思っています。

なぜなら、こうして毎日元気でごはんが美味しい。

それだけで、十分有り難いことです。

「え?そんなことで」と思われる人もいるかもしれません。

運・不運というのは、誰にでも公平に起きていて、それをどうとらえるかで感じ方は違うと思うのです。

私が、電車に乗り遅れそうになったのは、「あと5分」早く家を出ればよかっただけのこと。

これは、私の悪い癖が出ちゃったとき。

信号は機械的に正確にリズムを刻んでいます。

5分間の心の余裕があれば、信号待ちでイラつくことはなかったのです。

つまり、「運」なんて自分の行動と捉えようで変わると思っています。

人は本能的に、痛みや恐怖を避け、安心の中に留まりたい生きものです。

だからこそ、「運を上げたい」と願うのは、実は「より深い安心を求める心の動き」なのかもしれません。

私の家では、観葉植物をたくさん育てています。

それは、部屋の中の「氣の流れ」を良くするためです。

部屋の空気が滞っていたら、なんとなく重い気持ちになるから。

それでは、人生がうまくいかないだろうな。

そう思って育て始めたのです。

観葉植物のお世話は、心にゆとりがないとできません。

世話を怠っているときは、決まって気が急いているものです。

観葉植物に元気がなくなると、それは私の心のサインでもあるので、ちょっと自分の行動を振り返るようにしています。

ひとり暮らしを始めようと思ってから、トイレ掃除を毎日するようになりました。

便器の蓋を閉めるのがデフォルト。

それだって、運気UPのおまじないの一つとして始めたのです。

1年以上続けていますが、ぴかぴかのトイレは気持ちがいい。

そうしたら、出先のトイレでも、次の人のためにトイレットペーパーを交換したり、クリーナーで丁寧に拭いたりするようになりました。

これは、大きな変化でした。

他にも、神社の朔日参りなどを積極的にやっていますし、良いと言われることをちょこちょこと取り入れてはいます。

それによって運気が上がったかどうかはわかりませんが、自分の気分が晴れることが一つずつ増えているように思います。

「今日はツイている!」「やったーラッキー!」小さなことでも喜べる人であれば、人生の流れは少しずつ軽くなる気がします。

運がいい人には、それなりの振る舞いと行動パターンがあるのではないでしょうか。

運も幸せも、「自分の中」から育つものなんですよね。

結局、運気がいい人が持っているものは、「ちょっとした心の余裕」なのかもしれません。

自分のペースで暮らしを整え、気分よく過ごす日々こそが、最高の開運習慣だと感じています。

※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
※記事に使用している画像はイメージです。

中道あん

「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。20代で結婚、2男1女を授かる。結婚22年で夫と別居。55歳「自分らしく生きたい女性のための発信塾」を起業。4歳になるイングリッシュコッカースパニエルと日々の暮らしを楽しんでいる。著書に『ビバ!還暦 60歳海外ひとり旅はじめました』(主婦の友社)、『昨日とは違う明日を生きるための 新しい幸せの始め方』(KADOKAWA)、『50代、もう一度「ひとり時間」』(三笠書房)などがある

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