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「招待してくれるなら行ける」ずっと音信不通だった息子に結婚式出席の費用をせびる。義父がしんどい|ママ広場マンガ

  • 2025.11.14

沖縄での結婚式に向けて準備の真っ最中のショウタさんとマミさん。二人とも両親が離婚しており、マミさん側は母親と姉、ショウタさん側は母親と妹だけを式に招待し、お互いに父親は呼ばないことにしました。父親の所在も連絡先も知らず記憶もおぼろげにしかないというショウタさんでしたが、実はおばあちゃんだけはお父さんの電話番号を知っていて、結婚の話をしたところ「会いたい」という返事が。ショウタさんは不安と嬉しさを感じながらも、マミさんと一緒にお父さんに会うことを決めます。しかし、初対面のマミさんを「コレ」呼ばわりしたり、全身をじろじろ見て「出てるところは出てる」などデリカシーのない発言をするショウタさんのお父さん。終いには、借金を作ってショウタさんの前から姿を消したことを詫びる様子もなく、自分の自慢話を始めました。ひとしきり自分の話を終えると、突然「去年2回も救急車で運ばれた」「もう長くないかもしれない」などと言って遠い目をする義父。食欲旺盛で元気そのものに見える義父のその言葉に不信感を抱くマミさんでしたが、ショウタさんは疑いもせず「そっか・・」としんみりしていてマミさんは驚きます。

「結婚式に出席してほしい」独断で義父を結婚式に誘ってしまった夫

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上機嫌で自分の昔話をする義父。かと思えば、急にしんみりした様子で「最近体にガタが来ててもう長くないかも」と同情を誘います。私は不信感を募らせますが、ショウタは義父を信じているようで「そっか・・・」と悲しそうな表情。素直さが彼の良さでもあるけど、疑うことを知らない姿に私はハラハラします。

すると、突然ショウタが「父さん、あのさ・・・」と意を決したように口を開き、「マミとの結婚式、沖縄で挙げるんだ、父さんにも出席してほしい!」と言いました。

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ショウタの言葉を聞いた私は、心の中で「えー!!」と絶句しました。ショウタが小さい頃、急に姿を消した義父。義母からも借金と養育費で大変だったことを聞いていた私は、義母に許可を取らずに勝手に出席させていいのかな?と慌てます。

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「あ、でも突然姿を消したような人だし、お義父さんなら断るかな・・・ってか断れ!」私は心の中で、義父が結婚式への出席を断るのを祈ります。しかし、義父は「俺も誘ってくれるのか・・・でも俺今金がなくてな、病院行ったり色々大変なんだ」と話し始めました。

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「招待してくれるなら行けるんだけどな!」遠回しに費用は出してほしいという義父に、私は心の中で「断れ!!招待なんて・・・お義母さんたちだって自分たちの分の旅費は出すって話してるのに!」と叫びました。しかしショウタは、私の心の声などつゆ知らず「そのくらい僕が出すよ!父さんにも祝ってほしい!」と言いました。

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「まさか家族みんなで旅行できるなんて・・・」嬉しさを嚙みしめるように言うショウタの横で、わなわなと震える私。義父は「いや~!ショウタは金持ちになったんだな~!」と呑気に喜んでいます。難ありの義父が結婚式に出席するなんて・・・しかも費用はショウタ負担って、私たちの結婚式どうなっちゃうの!?

十数年ぶりに実の父親と再会したショウタさん。父親らしい言葉に心を動かされたのか、マミさんや義母に相談せず、独断で結婚式に招待してしまいます。断れ!と心の中で念じるマミさんでしたが、義父は「今は金がなくて・・・招待してくれるなら行けるんだけどな!」と遠回しに費用の負担を要求。それでもショウタさんは疑うことなく、「そのくらい僕が出すよ!」と嬉しそうに答えるのでした。マミさんや義母の意見も聞かず、独断で義父の結婚式参列を決めたショウタさん。1人で感動して呑気なものですね。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

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