健康を考えて作っても「嫌がらせ」「手抜き」選り好みするめんどくさいタイプの夫は食い尽くし系｜ママ広場マンガ

ヒカリさんは夫フトシさんがテーブルに置かれた食べ物をたとえ子供たちの分であっても、家族分取り分けてあっても当然のようにほとんど食べてしまうことに悩んでいました。それに文句を言うとたちまち機嫌が悪くなり、「朝からイライラさせられる」「たくさん作らないのが問題」だとヒカリさんのせいにするのです。ある日ヒカリさんは５合のご飯でチャーハンを作り、これなら大丈夫とフトシさんに出しましたが、野菜が入っていると言ってまたイライラ。別のものを作るようにヒカリさんに言いますが少しでも言い返すと「じゃあ何も食べない」と部屋から出て行ってしました。一方子どもたちはチャーハンに大喜びですが、おかわりしてもさすがに５合分のチャーハンは残ってしまいました。フトシさんの健康のことを考えて料理しているヒカリさんは、子どもたちに野菜もちゃんと食べてほしい気持ちもあります。頻繁に野菜を食べていたら食べられるようになるかもしれないと思い、肉が多めの野菜料理を思いつきました。それにしてもなぜフトシさんはすぐに怒り出すのかヒカリさんには見当もつきませんでした。そんなことを考えているうちに、フトシさんは外で食べると言って、食事中の家族を残して自分だけ外食に出かけてしまったのでした。

野菜は断固拒否して妻に文句ばかり

食べ物が目の前にあると、子どもたちのことすら配慮することなく好きなだけ食べてしまうフトシなので、子どもたちのことも考えて大量にチャーハンを作って準備すると、野菜嫌いのフトシは不機嫌になってしまいました。そこで健康もフトシの好みも考えて、肉の量をかなり多めにしたグリルを準備してみると、フトシは「え？なにこれ？」と顔を引きつらせて言いました。

料理に野菜が入っているだけで「嫌がらせじゃね？」と言われてしまいました。しかも「材料切ってオーブンで焼くだけとか・・・もしかして手抜きしたいの？」と嫌味まで。一生懸命考えて作った料理に野菜が入っていることでさんざんな言われようで、私はさすがにムッとしました。

しかも、毎回の料理をフトシの好みだけに合わせて作るわけにはいきません。「これを作ると子どもたちがたくさん食べてくれるの！」と言っても「俺には関係ない」と言って全く聞き耳を持ちません。とうとう「無理！今日も外で食べるわ！」と言ってさっさと出かけてしまいました。

子どもたちは「わーいこれ好きー」と言って喜んでくれたので、その笑顔に救われた気持ちにはなりましたが、「今日も３人で食べようか・・・」フトシのことを考えると切ない気持ちになりました。

『食い尽くし系夫』と検索して出てくる記事を読みながら、フトシに当てはまるものばかりと思いましたが、フトシの場合は「自分が食べたい時に食べたいものがあった時だけ食い尽くし系」。正直、かなりめんどくさいタイプかな、とため息しか出てきませんでした。

フトシさんが家族のことを考えずにたくさん食べるのなら、かなりの量を準備してなんとか対応できるのかもしれませんが、嫌いなものが入っていると外食に出かけてしまったり、嫌味を言うなんて本当に自分勝手ですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。