上司「使い道ねぇし辞めろ」部下「黙って聞いてりゃ偉そうによ」“パワハラ”に反発…部下は“見事な反論”するも賛否があったワケ【マジクソかんぱにー】

パワハラは働く上で、深刻な問題ですよね。もし、自分がパワハラを受けてしまっていたら、あなたはどのように対処しますか？

実際の体験談をもとにしたショートドラマを配信する「マジクソかんぱにー」の『害悪討伐』は、そんな「職場でのパワハラ」をテーマとしたドラマです。

【害悪討伐】パワハラの定義知ってる？#ショートドラマ

「期待させといてまた失注？」

ストーリーは、上司が部下を叱責している場面からスタートします。

「申し訳ありませんでした。」と頭を下げる部下に「おい、お辞儀はもっと深くだろ。」と、上司はさらに部下を詰めます。

「お前とりあえず、明日から始発で来い。」と上司は部下に告げました。「契約取れるまで早くきて、掃除と勉強しとけ。」と。頭を深く下げたまま黙る部下に「返事は？」と畳み掛ける上司。

「まぁそれができねぇなら、使い道ねぇし辞めろ」と言って、上司はその場を去ろうとしました。その時…

「部下が黙って聞いてりゃ偉そうによ」

ずっと黙っていた部下がそう話し始めました。部下の態度の豹変に「はぁ？」と上司は振り返ります。

「パワハラ防止法ができたのに、いまだにこんなやつがいんのかよ。」

部下は上司に向かってそう言いました。「口の聞き方考えろよ」と、上司は部下の元に戻ります。

「そもそもパワハラの定義って知ってます？」

部下が上司に問いかけると「知るかそんなもん。」と上司は吐き捨て、「結果出せない奴が甘えるために作った言葉だろ」と言ったのです。

「①優越的な関係に基づいて行われること」

部下はパワハラの定義を一つずつ話し始めました。「お前の茶番につきあってる暇ねぇから。」と上司が再びその場を去ろうとすると、部下は上司の腕を掴み、話し続けます。

「②業務の適正な範囲を超えて行われること」

「③身体的・精神的苦痛を与え、職場環境を害すること」

「つまり、あなたの言動はこれら3つの全てに該当されるので、パワハラと定義されるんですよ。」

部下は上司に真正面からそう伝えました。

「だからなんだよ。労働局に相談すんのか？」

上司は怯むことなく部下に問いかけました。

パワハラは、今や社会人で知らない人はいないであろう、ワードになっています。あまりにも強い言葉や人格否定などはもってのほかですが、相手の受け取り方次第なのでとても難しい問題であるのではないでしょうか。

YouTubeショートのコメント欄には「パワハラは何があってもダメ」「上司の言い方はよくないけど、部下の仕事にも改善の余地があるのかな」などという意見が寄せられていました。

パワハラを受けていると感じた時。このドラマのように堂々と立ち向かうのは難しいかもしれませんが、自分の仕事の仕方を見直したり、周りの人に相談したりできたらいいですね。