共働きなのに家事を全くしない夫「俺が2倍稼いでんだからお前が家事2倍やれ」→耐えかねた娘が“放った一言”に「最強すぎる」【しまうま劇場】

毎日、仕事に子育て、家事を全てこなしていると、どうしても疲労がたまりますよね。本当は、夫婦で家事を分担できると助かるものの現実には“忙しさを理解してくれない夫”に悩む妻も少なくないようです。そんな父親の姿を見ている子どもは、どんな気持ちでいるのでしょうか？

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『家事の正しい分担』では、そんな家族のリアルな問題が描かれています。

【家事の正しい分担】家事分担、納得のラインは？#ショートドラマ

 ゲームばかりで家事をしない父親

「パパ〜」娘の小春が、父親に声をかけます。しかし、父親はゲームに夢中で画面から視線を外しません。

「今ゲームしてるから話しかけないで！」そう言って、小春を軽く突き飛ばします。

小春を受け止めた母親は、イラついた表情で言いました。「洗濯物畳んでよ」

「いや朝ゴミ出したじゃん！」ソファーに寝そべってゲームをしながら、不満げな父親。

その態度に、母親はあからさまに顔をしかめました。

空気を察した父親は、ゲームの手を止めて言います。「小春と一緒に遊ばなきゃだし」

そして小春に向かって「よしっ、あっちでパパと一緒に遊ぼうか」と声をかけると「やった〜」と喜ぶ小春。二人は楽しげな笑顔で、リビングを出ていきました。

「自分でやりなさい！」イラつきが募り、子どもにあたってしまう母親

「もう9時か…」腕時計を確認する母親。

キッチンの洗い場には、父親が使ったままの食器が置いてありました。それを横目で見ながら呟きます。「自分で使った食器くらい、自分で洗ってよ…」

その時、小春が駆け寄ってきました。

「ママ〜、宿題教えて！」

疲れとイライラが限界にきていた母親は、つい強い口調で返してしまいます。「自分でやりなさい！」驚いた小春は、泣きそうな顔でその場を去っていきます。

「あぁぁぁ…あっごめんごめん」

母親はすぐに我に返り、後悔の想いで小春の後を追いかけるのでした…。

言い合う両親、見つめる小春の心中は…？

家族で夕食を囲んでいると、小春が嬉しそうに言います。「今日はパパもママも一緒だね！」母親も笑顔で返します。

「ごちそうさん」父親は食べ終わると、食器をそのままにしてソファに寝転びました。

その光景を、ポカンと見つめる小春。

母親は険しい表情で言います。「洗い物くらいやってよ！」小春も不安そうに父親の方を見つめます。「いやいや、ママこのあと仕事ないじゃん！」父親は全く気配がありません。

「でも、うちは共働きだから家事は分担しようって最初に決めたよね！」小春は母親を見つめます。「ごみ捨て手伝ってんじゃん！」笑いながら言い返す父親。

その一言に母親の表情が変わり、声を荒らげます。「手伝うって何？！てかごみ捨ては家事じゃないから！」

「は？」父親は立ち上がり、母親に言い放ちました。

「俺は年収800万！お前は400万なんだから、俺が2倍稼いでんだからお前が家事2倍やれよ」

家事をしてくれたのは…

「ただいま〜」母親が仕事から帰宅。

「おかえり〜」リビングに入ると、父親がパソコンを開いて仕事をしていました。

「えっ！？」母親の目に飛び込んできたのは、畳まれた洋服。母親は嬉しそうに、父親に問いかけます。「パパ…ひょっとして…」

「ママ！」小春が満面の笑みで駆け寄ってきました。

「お掃除と洗濯物、小春がやったんだよ！」「小春はほんと偉いよなぁ」と手を止めて、父親がどこか誇らしげに言いました。

その後ろで、母親の陰に隠れながら「ねぇパパ！」と父親に声をかける小春。「ん？」父親はまた画面に視線を戻し、作業を続けています。

その瞬間、小春が放ったのは衝撃の一言。

「小春、パパみたいな人とは絶対に結婚しない！」

「え？」

予想もしなかった言葉に父親は目を見開き、力なくつぶやくのでした。

「子どもはよく見ている」ことを、よく理解しておこう

You Tubeのコメント欄には「娘ちゃん偉い！父親を反面教師にしたんだね」「最後の言葉最強すぎる」などの声が寄せられていました。

夫婦として生活していると、納得できないことや、意見のすれ違いがでてくるもの。ときには喧嘩に発展することもあります。しかしーー子どもはそんな親の姿をよく見ています。だからこそ、できるだけ“恥ずかしくない背中”を見せられるようにしたいですね。

『家事の正しい分担』は“家族が気持ちよく過ごすために何が必要か”を、改めて考えさせてくれる作品ですね。

紹介作品

• しまうま劇場Vol.107「家事の正しい分担」

コンテンツ提供協力

• しまうま劇場（YouTube）

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