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「パンチが入る」を防ぐには?ラウンド中にすぐ実践できる予防策をレッスン

  • 2025.11.4

クラブやボール、弾道計測機の進化によってスイングデータの分析も日々進み「構え方、振り方、打ち方」も日々進化している。その最新の理論を学び、多くのアマチュアを上達させている若手コーチが、アプローチ、バンカー、パッティングの〝今どき〞の上達法をレッスン!

アマチュアのみなさんに「コレを教えたい!」と厳選した『50』の最新版の寄る技、入る技で、ショートゲームがうまいゴルファーになろう!

グリップを5秒間「ギュッと握ってから」ストローク

「パンチが入ってしまった!」とミスを嘆くことが多い人は、グリップを5秒間、マックスの力で握ってから打ちましょう。目一杯の力を入れてから抜くことで、グリッププレッシャーが適度に弱まる。そのゆるめた状態をキープしたままストロークしてください。

肩の力もきちんと抜く

パンチ防止は、手や腕だけでなく肩の力も抜いてください。5秒間ギュッと強く握ったときは、両肩にも力が入って上がります。力が抜けてリラックスできているかは「力を入れたときよりも両肩が下がっている」もチェックポイントのひとつですね。

しっかりヒットは「ボールの中心から左側」をインパクト!

インパクトする位置はボールの右側、実際にフェースとボールが当たる位置を意識しますが、しっかりヒットしたいときは「ボールの中心か、それより左側でインパクトを迎える」とイメージすると、パンチが入らず強めのタッチで転がせます。

使いどころは「短いパット」!

「パンチが入る」を防ぐには?ラウンド中にすぐ実践できる予防策をレッスン
クラッチパットを決めまくりましょう!

パットはジャストタッチよりも「強め」に打ちたいシーンに多々出会います。とくにショートパットは入る確率が高くなる距離ですが、カップに届かないタッチでは絶対に入らない。クラッチパット(スコアを左右する、ここぞというときのプレッシャーのかかるパット)は、必ずカップをオーバーするタッチで打つ。

そのときにパンチを入れずにしっかりヒットできる、これらのレッスンを実践してください。

いかがでしたか? パッティングでは力を入れすぎず、少し強めに打つことを意識してみてくださいね。

巣山新太郎
●すやま・しんたろう/1998年生まれ、東京都出身。高校卒業後にTHAILAND PGA トーナメントプレーヤーを取得しプロ転向、タイツアーに参戦。帰国後、ティーチングの魅力に気づき、レッスン活動をスタート。現在は東京都の「Futako Golf Club」でインストラクターを務める。

構成=編集部、石川大祐
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川カントリークラブ

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