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目玉から1発脱出する打ち方を解説!「左足重心」でヘッドを潜らせる

  • 2025.11.4

練習もラウンドも”なんとなく打つ”では、うまくならない、成功しない!とくに苦手なショットは「あれをやってみよう、試してみよう」とテーマをもって挑むのが克服の近道!

その"テーマ”と”閃き"を与えるワンポイントレッスンをお届け。次の練習やラウンドで早速、実践してみよう!

【バンカーの苦手克服】目玉からの脱出!

不運にもバンカーに入ったボールが目玉に......。1発で出すには、目玉からの脱出の確率が高い打ち方とやわらかくボールを出す打ち方を知っておこう。

砂に埋まったボールの下にヘッドを“潜らせる態勢”を作る!

通常のバンカーショットは、ボールは砂の上にありますが、目玉は砂のなかに埋まっています。そのため、通常よりもヘッドを深く潜らせる必要がある。

ポイントはフェースを閉じることで、なぜならばフェースを開いてしまうとソールが砂に当たって弾かれてしまうから。まずはフェースを閉じ、ヘッドが砂のなかに潜る態勢を作りましょう。ボールの位置は右足内側の前で、体重は左足に多く乗せておきます。

ボールの真上からヘッドを叩きつける

クラブを強く握ったら、ヘッドをボールの真上から振り下ろし叩きつける。叩きつける位置はボールを直接ではなく、ボールの半個ぶんうしろにへッドを下ろす。インパクトは「打って終わり」でOK。ヘッドは惰性で前に出す

やわらかく出したいときはネックから下ろす

スピンが効きにくいのでボールは止まりにくいが、ピンが手前であまり転がってほしくないときはやわらかい球を打とう。ボール位置はスタンスの真ん中よりも1個ぶん左。フェースを45度くらい開いて構えたら、体重は左足に多く乗せる。

振り下ろす際はネック側のソールをボール1個ぶん手前に向かって思い切り叩きつける。クラブを振り切ろうとせず、ドンとヘッドを落として終わり。すると、フワッとした打球で飛んでいく

いかがでしたか? 目玉から1発で脱出できるよう実践してみましょう!

レッスン=大庭啓
●おおば・あきら/1969年生まれ。芹澤信雄が主宰する“チームセリザワ”の一員。2000年のプロテスト合格。2010年から藤田寛之のスイングサポートコーチを務め、賞金王のタイトル獲得に貢献。海外メジャーにも同行し、サポート。アマチュアへのレッスンも精力的に行なっている。

構成=山西英希、編集部
協力=井山ゴルフ練習場、Futako Golf Club、船橋カントリークラブ、富士平原ゴルフクラブ

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