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BTSのVやリナ・サワヤマも登場!「VOGUE WORLD」で輝いたアジアのスターたち

  • 2025.10.31

10月26日(現地時間)、ロサンゼルスの街が「VOGUE WORLD: HOLLYWOOD」によって華やかに彩られた。パリロンドンニューヨークでの成功を経て開催された今回は、“夢の都”をライブシネマへのオマージュへと変貌させた。

オープニングを飾ったのは、1946年の名作映画『ギルダ』に敬意を表し、ブラックのシャネルCHANEL)のドレスに身を包んだニコール・キッドマンケンダル・ジェンナーは『ムーラン・ルージュ』(2001)を、ハンター・シェーファーは『オーランド』(1992)をモチーフにしたルックを披露し、アンジェラ・バセットは『ブラックパンサー』(2018)の女王ラモンダを思わせる堂々たる姿で登場した。会場にはマイリー・サイラスダコタ・ジョンソンドージャ・キャットジェニファー・コネリーグウィネス・パルトロウなど、世界中から名だたるセレブリティが集結。まさに映画とモードが交錯する夢の夜となった。

ニコール・キッドマン
ニコール・キッドマン
ケンダル・ジェンナー
ケンダル・ジェンナー
ハンター・シェイファー
ハンター・シェイファー
アンジェラ・バセット
アンジェラ・バセット

そして今回、ひときわ注目を集めたのが、世界中のメディアを賑わせたアジアのスターたち。BTSのV、リウ・イーフェイ、ジュウ・イーロン、そしてアジアのトップモデルたちが次々と登場し、グローバルな舞台で圧倒的な存在感を放った。

まず注目したいのは、『VOGUE JAPAN』12月号のカバースター、リナ・サワヤマサンローランSAINT LAURENT)のドレスを纏い、唯一無二の存在感を放った。続いて、米版『VOGUE』11月号のカバーを飾ったグレタ・リーが、ディオールDIOR)2026年春夏コレクションのルックで登場。

リナ・サワヤマ
リナ・サワヤマ
グレタ・リー
グレタ・リー

リウ・イーフェイは、カスタムメイドのルイ・ヴィトンLOUIS VUITTON)のドレスにブルガリBVLGARI)のジュエリーを合わせて登場。彫刻的なシルエットはモダンな女性の強さと優雅さを象徴し、鮮烈なレッドは映画『ムーラン』(2020)での彼女の象徴的な役柄にオマージュを捧げていた。光と影が交錯するなか、彼女は“ディズニープリンセス”像を超えて、堂々とした東洋的な美と自信を纏っていた。

リウ・イーフェイ
リウ・イーフェイ

俳優のジュウ・イーロンは、ルイ・ヴィトンの2026年リゾートコレクションから、グレーのスーツショパールCHOPARD)のブローチを合わせたルックで登場。ミニマルなカットが控えめなエレガンスを引き立て、落ち着いた風格と内面の強さを感じさせた。その佇まいは『VOGUE』の「ベストドレッサー」リストにも選ばれ、スクリーンでもレッドカーペットでも成熟した紳士の魅力を体現していた。

チュー・イーロン
チュー・イーロン

BTSのVは、ジェイベク・クチュール(JAYBAEK COUTURE)によるカスタムグレールックを着用。トラディショナルな“幸運の編み紐”をあしらい、モダンなシルエットに東洋のエッセンスを巧みに取り入れた。

V
V

さらに、アジアを代表するモデルである、樋口可弥子やフェイフェイ・スン、シャオウェン・ジュウ、リナ・チャンも登場し、それぞれの個性と美しさで観客を魅了。

樋口可弥子
Vogue World: Hollywood 2025 - Runway / Show樋口可弥子
フェイフェイ・サン
フェイフェイ・サン
シャオ・ウェン・ジュ
シャオ・ウェン・ジュ
リナ・チャン
リナ・チャン

ハリウッドの夜空の下で繰り広げられたこの一夜は、ファッションと映画、そして多様な文化が交わる“新しい時代のVOGUE”を象徴する舞台となった。

Photos:Getty Images

VOGUE WORLD(ヴォーグ・ワールド)2025の完全ガイド

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