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『桃太郎とねこ』「おともします!」ねこばっかりついてくるのはなぜ?/にゃんと!ねこむかしばなし

  • 2025.10.31

もしも、あの物語にねこが登場したら...? 誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦! ねこならでは魅力に思わずニッコリ&ほっこり。『ねこむかしばなし』『にゃんと!ねこむかしばなし』『みっけ!ねこむかしばなし』(すべてKADOKAWA)と、大人気シリーズから厳選したエピソードをお届けします。ねこまみれの幸せを堪能してください。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

◆桃太郎とねこ

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◆元となったむかしばなし


桃太郎
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
おばあさんが川へ洗濯しにいったところ、川上から大きな桃が流れてきました。家に持ち帰って桃を割ったところ、中から男の子が出てきました。男の子は桃太郎と名付けられ、すくすくと育ちます。大きくなり、正義感の強い桃太郎は人々を困らせている鬼をこらしめようと鬼退治にでかけます。
おばあさんにもらったきび団子と引き換えに犬・猿・雉を仲間にした桃太郎は鬼ヶ島に到着しました。鬼を退治した桃太郎は鬼ヶ島にあった財宝を集め、村へと持ち帰ったのでした。

◆ききみみずきんとねこ

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◆元となったむかしばなし


ききみみずきん
昔、あるところに心優しいおじいさんがいました。
おじいさんは山作業の最中に困っていた狐を助けます。狐はそのお礼にいろんなものの声が聞こえる頭巾を渡しました。今までと違い、昼間は動物たちの会話を聞き、夜は虫たちの歌声に耳を澄ませることで毎日が楽しくなっていました。
そんなある日、カラスたちの噂話でお殿様の娘が病気を患ってまったく治らないと耳にします。おじいさんはお城へ向かって調査していると、立派な木の根の上に蔵を立ててしまっているため、その木の恨みが原因であるとわかりました。
お殿様が半信半疑で蔵をどけてみると娘はすぐに良くなります。おじいさんはお礼として多くのお宝を受け取り、幸せに暮らしました。

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