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「1話の途中で離脱した…」「観てられない」初回放送から“賛否巻き起こり”離脱者も…だけど「目が離せない」“虜になる”名ドラマ

  • 2025.11.9

物語の“初回”で泣かされたり、逆に「もう観られない」と離脱したり──。たった一話で心を大きく揺さぶる作品、“初回で衝撃を受けたドラマ”5選をセレクト。第1弾は、2025年放送の『こんばんは、朝山家です。』(ABCテレビ/テレビ朝日系)。SNSでは「初回で離脱」「第1話の半分で脱落」との声があがる一方、「リアルすぎて泣いた」「胸がえぐられた」という声も。まさに“初回で衝撃”を体現する一作です。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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大井競馬場のイベントに出席した中村アン(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『こんばんは、朝山家です。』(テレビ朝日系)
  • 放送期間:2025年7月6日〜9月7日
  • 出演者:中村アン、小澤征悦、さとうほなみ、小島健、影山優佳、渡邉心結、嶋田鉄太、土佐和成ほか

脚本家として人気を集める朝山賢太(小澤征悦)と、その仕事を支える妻・朝子(中村アン)、高校生の長女・蝶子(渡邉心結)、小学生の長男・晴太(嶋田鉄太)が暮らす“朝山家”。
一見幸せそうな家族だが、日常には小さなズレや不満が積み重なっている。ある朝、賢太さんが手がけた新作ドラマの放送を迎えるが、家族の反応は冷ややか。夫婦の温度差、子どもたちの思春期、仕事と家庭の狭間で揺れる現実が、リアルかつユーモラスに描かれていきます。

初回放送で賛否「こんばんは、朝山家です。」が突きつける“家族のリアル”

放送直後からSNSやレビューサイトでは、作品をめぐって賛否が巻き起こりました。「1話の途中で離脱した…」「観てられない」といった投稿に象徴されるように、家庭のリアルを突きつける描写に“観続けることがしんどい”と感じる人も。

しかし一方で、その「しんどさ」に共感し、家族というテーマを真正面から描く誠実さに惹かれた視聴者も多くいました。「子どもの姿がリアルで胸が締めつけられる」「怖いほどリアル」といった感想が寄せられ、登場人物たちの不器用な愛情に共感する声が広がっています。“つらいのに目が離せない”——その矛盾した感情こそが、この作品を特別なものにしているのかもしれません。

中村アンさんが演じる“朝山朝子”──快演が刻んだ「日常の裂け目」

本作で中村アンさんが演じるのは、脚本家の夫を支える妻・朝山朝子。完璧に見える家庭の中で、積み重ねてきた小さな我慢や苛立ちが、ある瞬間にあふれ出す——その過程を、彼女は見事に体現しています。「リアルすぎて共感しかない」「観ているだけでスカッとするキレっぷり」と、好評を集めています。

複雑な役どころながらも、そこに込められた複雑な愛情を丁寧に演じたことが伝わり、視聴者の心を掴みました。彼女の言葉と表情の間にある“揺らぎ”が、このドラマの痛みと美しさを決定づけています。

“離脱”と“継続”が共存する、不思議なドラマ体験

視聴者の間では、「初回で離脱」と語る人もいれば、「観ていて辛いけど目が離せない」と語る人も多くいました。『こんばんは、朝山家です。』は、まさに“離脱”と“継続”が共存する稀有なドラマです。

家庭のリアルを突きつける会話劇は、人によっては痛みとして、別の人には真実として響く。その両極の感情が同時に存在するからこそ、この作品は“観る人の心を試すドラマ”と呼べるのかもしれません。

観る人の感情を心地よく揺さぶるのではなく、真正面から“痛み”と“現実”を差し出す——。『こんばんは、朝山家です。』は、そんな誠実さを貫いたドラマです。

「観ていられないのに、観ずにはいられない」。視聴者の矛盾した感情こそが、この作品の持つ力の証。それぞれの家庭の“リアル”を映し出す鏡のような物語として、静かに、そして確かに記憶に残る一作となりました。


※記事は執筆時点の情報です