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「お願いしますNHK様」「多分死ぬまで言う」放送終了後も相次ぐ“続編熱望”の声…「なんて最高なドラマなの」熱狂を生んだ至高作

  • 2025.11.16

圧倒的な取材力と骨太なテーマ設定で、重厚な人間ドラマを描き出すNHK作品。公共放送という立場から、民放では踏み込みにくい社会問題に鋭く切り込んだり、壮大なスケールで歴史を描いたりと、そのクオリティの高さで多くの視聴者を魅了してきました。今回は、そんな“至高のNHK作品”5選をセレクトしました。

本記事では第5弾として、2019年放送のドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK総合)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“至高のNHK作品”ドラマ『これは経費で落ちません!』

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フジテレビ系ドラマの完成披露イベントに出席した多部未華子(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK総合)
  • 放送期間:2019年7月26日~9月27日

あらすじ

青木祐子さんの同名小説を原作に、渡辺千穂さん、藤平久子さん、蛭田直美さん脚本で実写ドラマ化。

物語の主人公は、石鹸メーカーの経理部に勤めるアラサー独身女子・森若沙名子(多部未華子)。沙名子は、まるで貸借対照表のごとく、「何事にもイーブンに生きる」ことをモットーにしており、日々回ってくる領収書や請求書を淡々とチェックしています。

沙名子に寄せられる伝票には、一見すると金額や最低限の事由しか書かれていません。 しかし、沙名子の手にかかれば、経費に関わった人々の怪しい事実や、はたまた悩める人生模様までが見えてきます。この物語は恋には少し奥手な経理女子の沙名子と、彼女が伝票から見つけ出すワケありの人間模様をコミカルに描く、現代のオフィスドラマです。

ドラマ『これは経費で落ちません!』の見どころ ※ネタバレあり

ドラマ『これは経費で落ちません!』は、石鹸メーカーの経理部を舞台に、領収書や請求書から見えてくる人間模様や社内の問題を鋭く紐解いていく、新感覚のお仕事ドラマです。NHKらしい丁寧な作り込みと、多部未華子さん演じる主人公・森若沙名子のブレないキャラクターが多くの視聴者の共感を呼んでいます。また、山田太陽役を演じた重岡大毅さんに対し、SNSでは「過去最高に好きなドラマ」「なんて最高なドラマなの」といった声が寄せられ、本作をきっかけに重岡さんの魅力に深くハマる視聴者が続出しました。

そんな本作の圧巻のクオリティに対し、放送終了後も続編を待望する声が後を絶ちません。SNSでは「2期マジでやってほしい」「続編して欲しい!」「お願いしますNHK様」「多分死ぬまで言う」といった熱烈なリクエストが数多く投稿されています。沙名子と彼女を取り巻く個性的な同僚たちが織りなす物語の続きや、主人公の恋の行方をまだまだ見届けたいという、視聴者の作品に対する強い愛着と期待の表れと言えるでしょう。

多部未華子の演技が光る!原作ファンも納得のキャスティング

領収書や伝票から、社員たちの様々な人間模様を読み解いていく経理部ドラマ『これは経費で落ちません!』。本作が多くの視聴者に愛された最大の理由は、主人公・森若沙名子を演じた多部未華子さんの好演にあります。クールな仕事ぶりと、恋には奥手というギャップを見事に演じきった多部さんに対し、SNSでは「演技が繊細で可愛い」「演技神で相変わらず凄い」といった絶賛の声が相次ぎました。

また、その完璧な役作りは原作小説や漫画のファンからも高く評価されています。SNSでは「多部未華子がとてもハマってた」「はまり役だった」といった声が寄せられるなど、森若というキャラクターと多部さんのイメージが完璧に合致した、期待通りのキャスティングとして受け入れられました。

ドラマ『これは経費で落ちません!』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“最強経理女子の痛快お仕事ドラマ”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です