娘がいない！どこにいるの？必死で尋ねても冷たい表情で無言を貫くママ友。私の居場所を奪った女｜ママ広場マンガ

高校の同級生だったワタルとシズク夫妻。久しぶりに地元に戻ったカエデ。そして、カエデの妹サクラと高校時代から付き合っていて、今は夫になったショウマ。当時お互いに好きだけれど思いを伝えられないまま、ワタルはシズクと、カエデはショウマと付き合い始めてしまったと勘違いしてお互いを諦めた背景には、シズクの策略があったのだとショウマとサクラはずっと疑っていました。カエデもまさかシズクが、と思いながらもやはり疑いを拭い去ることはできませんでしたが、シズクの娘ミズキとカエデの娘アカネが同じクラスで仲が良いことで関係を断ちきれずにいました。そんなある日、シズクがカエデに何の連絡も無しに、ミズキの習い事のお迎え時に同じ習い事に通っているアカネを一緒に連れ出したと分かり、アカネたちの不安と心配は尋常ではありませんでした。高校のときからシズクに何の疑いも持っていなかったワタルは、みんなのただならぬ雰囲気を察し、一緒にシズクを探し出しました。ミズキとアカネに嘘をついてアカネを一人だけレストランに残し、ミズキを連れて去っていたシズクは、ワタルたちに追いつかれたことに気づくと、サッサとその場を離れようとしました。ママのいつもと違う様子に動揺するミズキです。

緊迫する大人たちの雰囲気に動揺する娘

ワタルが追いかけてきていることが見えて、迎えに来てくれたのかと嬉しそうに手を振るミズキに「行くよ」と強引に連れて行こうとしたシズクでしたが、そうすることを予測して先回りしたショウマに行く手を阻まれました。

大人たちが必死で走ってきて、ママは無表情で立ち去ろうとして、状況がよく分からず動揺するミズキ。そこへカエデがようやく追いつきました。「シズク・・・！アカネは！？」とひどく動揺しています。

カエデは必死に「アカネはどこにいるの！？」と必死にシズクに尋ねますが、冷たい表情のままのシズクは何も答えてくれません。ワタルはミズキに「アカネちゃん今どこにいるか分かるか？一緒だっただろう？」と聞きました。

ミズキは、ママが本当のことを言っていなかったと理解したのか、「お店でアカネちゃんママと一緒にいるって・・・」と言いながらチラリと心配そうにシズクを見上げました。動揺するカエデを落ち着かせながら、ショウマが「ミズキちゃん、アカネがいる店に連れて行ってくれる？」と何でもない雰囲気を装いながら言いました。

「大丈夫、パパとママは後から来るからね」と言うと、ミズキだけを連れて「じゃ、ワタル、ちゃんと話聞いておけよ。終わったら連絡くれ。」と言い残してアカネを迎えに行きました。

いよいよワタル、シズク、カエデが３人で直接話すときがきました。まずはなぜシズクがアカネを置き去りにしたのか、そしてワタルとカエデを引き裂いたのは本当にシズクなのか、真相に近づけるかもしれませんね。なにより、ショウマたちが早くアカネのもとへお迎えに行けますように。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。