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「鼓膜が破れて、1か月くらい右耳が聞こえなかった」 24歳日本代表GK、決死の顔面セーブ秘話を明かす

  • 2025.10.7
 「鼓膜が破れて、1か月くらい右耳が聞こえなかった」 24歳日本代表GK、決死の顔面セーブ秘話を明かす
「鼓膜が破れて、1か月くらい右耳が聞こえなかった」 24歳日本代表GK、決死の顔面セーブ秘話を明かす

Text by 井上大輔(編集部)

昨シーズン、初昇格したJ1で3位に躍進した町田ゼルビアは、リーグ最少の34失点と堅守を誇った。

今シーズンはここまで33試合で35失点。その町田の守護神に君臨する日本代表GK谷晃生が決死の顔面セーブを振り返った。

谷は4月に行われた第11節ヴィッセル神戸戦で、相手FW大迫勇也が至近距離から放った強烈なシュートを顔面で阻止。

直後には痛みからその場に倒れ込んだが、試合終了までプレーを続けた。

谷は、DAZNの『やべっちスタジアム』で、そのプレーを振り返りつつ、こう語っていた。

「鼓膜が破れちゃったんですよね。右の鼓膜が破れて、1か月くらい右耳が聞こえなかったです。

でも、顔の正面から行けばよかったなと思いましたね、どうせ当たるんだったら」

衝撃で右耳の鼓膜が破れるほどだったそう。

谷はシュートが飛んできた瞬間に思わず顔を左側にそらせたが、どうせなら顔の正面でセーブしたかったとか。

この発言を聞いた元日本代表DFの坪井慶介氏やチームメイトたちは「(正面からは)いけないよ。それは無理だ。だって、大迫選手のシュートモーションを見て。マン振りしてる(全力で振り切っている)」と反応していた。

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