1. トップ
  2. 「開始1秒で止めた」「度肝抜かれた…」“冒頭1秒から描かれた過激描写”に絶句…だけど「どハマりした」虜になる傑作ドラマ

「開始1秒で止めた」「度肝抜かれた…」“冒頭1秒から描かれた過激描写”に絶句…だけど「どハマりした」虜になる傑作ドラマ

  • 2025.10.23

多くの視聴者の心を掴んで離さず、深い感動と共感を呼び起こす作品たち。現代社会に生きる女性たちの痛みや葛藤を描き、背中を押してくれる特別な力を持っています。今回は、そんな"衝撃走る名作ドラマ"として、2023年放送のドラマ『くすぶり女とすん止め女』(テレビ東京系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

undefined
米アニメ映画の初日舞台あいさつに出席した香音(C)SANKEI
  • 作品名:ドラマ『くすぶり女とすん止め女』(テレビ東京系)
  • 放送期間:2023年10月11日〜11月29日

モラハラ夫に25年間虐げられてきた専業主婦で2児の母・山本郁子(西田尚美)は、夫のある言葉をきっかけに離婚を決意します。経済的な自立を目指し、PR会社でアルバイトを始めた郁子。一方、同じ会社で働く25歳の工藤ほのか(香音)は、仕事も恋愛も万年2番手で満たされない思いを抱える令和世代の女性。世代も価値観も異なる2人の女性が、ぶつかり合いながらも互いに手を取り合い、社会の理不尽に立ち向かっていくシスターフッドドラマです。

冒頭からの過激シーンが話題に

本作は、第1話の冒頭から視聴者に強烈なインパクトを与えました。夫婦の営みのシーンで幕を開けるこのドラマ。しかし、そこで描かれたのは通常の夫婦関係ではありませんでした。夫の山本武(勝村政信)がVRゴーグルを装着してAVを見ながら妻と行為をするという、あまりにも衝撃的な描写でした。郁子は「気が散るから」という理由で声を出すことさえ許されません。この場面は、武のモラハラが日常の隅々にまで浸透している現実を象徴的に表現していました。

SNS上では「冒頭からスゴイな…」「開始1秒で止めた」「度肝抜かれた…」といった驚きの声が多数上がりました。この過激なシーンに対して、視聴者からは「最低すぎて離婚一択」という反応が相次ぎ、大きな話題となりました。さらに武が「妻は夫の所有物なんだよ」と発言する場面もあり、視聴者の怒りと共感を同時に呼び起こしました。勝村政信さんの迫真の演技により、モラハラ夫のリアルな恐怖が見事に表現され、多くの女性たちが「こんな夫、実際にいる」と共感を示しました。

MEGUMIプロデュースの女性応援ドラマ

本作は、タレントで俳優のMEGUMIさんが企画・プロデュースを手がけた女性応援ドラマ企画の第2弾です。原案は、ふちいく子さんの人気エッセイ『くすぶり女のシンデレラストーリー』(梓書院)。専業主婦からプロ野球球団の営業トップ成績を弾き出し、当時唯一の女性管理職へと羽ばたいた伝説の営業ウーマン・ふちいく子さんの実体験が基になっています。

監督は太田勇さんと畑中みゆきさんが務め、脚本は川原杏奈さん、我人祥太さん、太田勇さんが担当しました。バブル時代を生きた専業主婦と令和を生きる女性という、異なる世代の女性たちが織りなす物語は、現代社会における女性の生きづらさをリアルに描き出しています。

「どハマりした」虜になる視聴者が続出

ドラマ『くすぶり女とすん止め女』は、冒頭の衝撃的なシーンから始まり、モラハラや女性の自立、世代間のギャップといった現代社会の課題に真正面から向き合った作品です。西田尚美さんと香音さんのW主演による熱演、そして勝村政信さんの憎たらしいほどリアルなモラハラ夫の演技が、視聴者の心を強く揺さぶりました。バブル世代と令和世代という異なる時代を生きる女性たちが、互いに支え合いながら成長していく姿は、多くの女性たちに勇気と希望を与え、SNSでは「どハマりした」「最高のドラマ」と虜になる視聴者が続出。

MEGUMIさんプロデュースによる本作は、現代を生きるすべての女性たちへのエールとして、深い共感と感動を呼び起こした名作と言えるでしょう。


※執筆時点の情報です