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『なぜかお金が貯まらない人』はやっている…失敗しがちな“節約術”とは【お金のプロが解説】

  • 2025.10.22
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

節約は多くの人にとってお金を貯めるための基本テクニック。でも、いくら切り詰めてもなぜか貯金が増えない…そんな悩みを抱える人は意外と多いです。実は、節約のやり方によっては逆効果になってしまうこともあるんです。

この記事では「なぜかお金が貯まらない人」が無意識のうちにやってしまっている、知られざる節約の失敗パターンに迫ります。どこが間違っているのか、具体例とともに探っていきましょう。

節約のつもりがリバウンド?失敗しがちな節約術の落とし穴

まず、節約をしているのにお金がたまらない人がやりがちなことは、「短期的な節約」に偏りすぎている点です。たとえば、毎日買っていたコーヒーを自宅で淹れるようにしたり、スーパーで特売品を中心に選んだりといった節約は、もちろんいい習慣です。しかし、そのように日々の我慢を重ねていると、ふと気が緩んだときに「自分へのご褒美」や「つい買ってしまう衝動買い」が増えてしまい、結果的に全体の支出がむしろ多くなってしまうこともあります。

また、節約のために必要以上に我慢しすぎることでストレスがたまり、気づかないうちに「ストレス発散のための浪費」に走るケースもよく見られます。これにより節約効果が相殺されてしまい、支出管理がうまくいかなくなるのです。

さらに、節約したお金をきちんと貯蓄に回さず、「手元に残ったらラッキー」くらいの感覚で使ってしまうことが、なかなか貯金が増えない原因とも言えます。これは「先取り貯蓄」ができていない状態。支出減=貯蓄増ではなく、意識的に予算を組んでお金を分けておくことがポイントになります。

賢く節約するために意識したい3つのポイント

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

節約を成功に導くために意識しておきたいポイントを3つ紹介します。これらは失敗しやすい節約術を見直し、適切な金銭管理につなげるヒントになるでしょう。

  1. 支出全体を見直す
    小さな節約だけにこだわらず、固定費や大きな支出にメスを入れることが効果的です。例えば、保険や携帯料金、光熱費のプランを比較検討するだけで年間数万円単位の節約が見込めます。

  2. 先取り貯蓄を習慣化する
    給料が入った段階で「貯蓄分」を別の口座に移すなど、使うお金とは分けて管理する仕組みを作ると、お財布のひもがゆるむリスクを下げられます。

  3. 節約の目的を見える化する
    なぜ節約するのか、目標を明確に紙やノート、スマホアプリに記録しておくことでモチベーションが持続しやすくなります。例えば旅行資金や将来のための貯蓄など、具体的な目標設定が助けになります。
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出典:マネーシップス 石坂貴史

節約術は「これが正解」というものが一概に決まっていないため、自分に合う方法を探ることが重要です。ついつい人の節約法に惑わされてしまいがちですが、継続できるかどうかは本人のライフスタイルや性格に深く関係しています。

お金が貯まる人の特徴として共通するのは、節約術の「失敗しがちなポイント」を避けつつ、地道な習慣を大切にしていることが挙げられます。衝動買いを防ぐための計画的な買い物や、月々の収支をふりかえる習慣、これらは一朝一夕で身につくものではありません。

こうした人たちは節約を無理強いせずに、達成感を感じられる小さな目標設定を心がけています。節約の「成功体験」が積み重なることで、自然とお金を貯めるサイクルができあがっていくのです。

目指すのは『自分らしい』節約の方法を見つけること

節約は目的ではなく手段であることを忘れずに、自分の生活や価値観に合ったお金の使い方を見つけていくことが大切です。ちょっとした節約のコツや習慣を取り入れつつ、時には自分への「ご褒美」も楽しむバランス感覚が求められるでしょう。

お金と上手に付き合うようになるために、自分に合う節約スタイルをゆっくり作っていきましょう。


監修者:石坂貴史

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証券会社IFA、2級FP技能士、AFP、マネーシップス運営代表者。累計1,100件以上のご相談、金融関連の記事制作、校正・監修を手掛けています。「金融・経済、不動産、保険、相続、税制、教育」の6つのFP分野が専門。お金の運用やライフプランの相談において、ポートフォリオ理論と行動経済学を基盤にサポートいたします。


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