「ラインナップ強すぎ」金曜ロードショーからの“お知らせ”にSNS歓喜…だけど「未だ一回だけ」注目集める一作

映画『果てしなきスカーレット』の公開を記念し、金曜ロードショーで細田守監督の代表作が4週連続で放送されることが発表されました。

『果てしなきスカーレット』は、復讐に囚われ死者の国をさまよう王女が、現代から来た看護師の青年と出会い、共に旅をする中で生きる意味を見つめ直していく物語。異世界と現実が交錯する壮大な作品です。

新作公開に合わせて過去作品を振り返る絶好の機会として注目され「どの作品も名作だから納得」との声が上がっていますが、一方で「ある作品だけ再放送されない」と惜しむ声も。多くのファンがその空白に物足りなさを感じているようです。

『未来のミライ』だけが一度きり？細田守ファンの嘆きの声

ラインナップには『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『竜とそばかすの姫』『時をかける少女』と、どれも名作ぞろい。SNSでは「豪華すぎて毎週泣く未来しか見えない」「またあの感動を味わえるなんて嬉しい」と、放送決定を喜ぶ声が次々と上がっています。

今回の発表で大きな盛り上がりを見せる一方、SNSでは「『未来のミライ』が放送されないのが残念」という声もありました。

2018年公開の『未来のミライ』は、幼い男の子・くんちゃんが未来から来た妹ミライちゃんと出会い、時を超えて家族の絆を見つめ直す感動作。カンヌ国際映画祭やゴールデングローブ賞にも名を連ね、国内外で高い評価を受けています。

しかし、金曜ロードショーでの放送は2019年の一度きり。「まさか一回しか放送されていないとは」「何度も見たい作品なのに」と驚きや惜しむ声が寄せられています。

一方で、他作品の放送を前向きに受け止める意見も多く、ファンの反応はさまざま。いずれにしても、細田監督の世界観が改めて注目されるきっかけとなり、多くの視聴者が金曜の夜を心待ちにしている様子です。

作品ごとに異なるテーマを持ちながら、家族や成長を描く軸は一貫しており、4週連続での放送は細田作品の魅力を再確認する貴重な時間となりそうです。

豪華ラインナップに「どれも涙腺がやられる名作ばかり」「細田守月間が始まる」といった興奮の声が相次いでいます。過去の名作を一挙に振り返ることで、新作『果てしなきスカーレット』への期待もさらに高まっているようです。

放送を通じて、細田監督の描く命や家族のテーマが再び多くの人の心に響くことは間違いありません。

『未来のミライ』の再放送を望む声も含め、細田作品への愛情があらためて浮き彫りになった今回の発表。11月の金曜ロードショーは、ファンにとって見逃せない特別な時間になりそうです。

※記事は執筆時点の情報です