「こういうヤツいる」「ほんと嫌」“不機嫌ハラスメント”をする迷惑社員→社長がとった“予想外の奇策”とは【マジクソかんぱにー】

2025.11.7

皆さんの周囲に、「常に不機嫌な人」や「気に入らないことがあるとぶっきらぼうな態度をとる人」はいませんか？悪口や愚痴を口にしなくても、機嫌の悪さや愛嬌のなさが態度に出ているとどことなく話しかけにくいですよね。職場にこのような人がいるとコミュニケーションに問題が生じ、仕事もスムーズに進みません。

実際の体験談をもとにしたショートドラマを配信する「マジクソかんぱにー」の『顔面強迫』は、そんな「不機嫌ハラスメント」をテーマとしたドラマです。

【顔面強迫】皆さんの周りにもこういう人いません...?#ショートドラマ

いつもしかめっ面の新実にうんざり…

「その顔やめろよ」

同僚の女性社員・新実を前に、思わずそんな言葉が口に出てしまいました。

「何が？」

新実は、平然とそう尋ね返してきます。

そう、新実はいつもこういうところがあるのです。常にしかめっ面をし、話しかけるとぶっきらぼうな話し方。コミュニケーションが取りにくくて仕方ありません。

「そんな顔してたら、仕事頼みづらいだろ」

そう注意しても…

「いや、これが普通だから」

と、意に介しません。おまけに、「社長が資料まとめといてくれって」と、伝言を伝えても、「代わりに、今やってるリサーチ手伝ってほしいんだけど」と仕事を振ってくる始末。

それはもともと新実が担当している仕事なのに…。

でも、怖い顔でジッとこちらを見つめられたらOKするしかありません。

「わかったよ…」

結局、新実の仕事を手伝うことになってしまいました。

新実のもとを去りながら、思わず呟いてしまいます。

「あれ、顔面脅迫罪だろ…」

ある日、社長が“とあるもの”を手渡してきて…

別の日。仕事を頼みにいこうとすると、新実は相変わらず不機嫌な顔をしていました。

またあの顔！思わずため息が漏れてしまいます。

部屋に入ってきた社長も、空気の悪さを感じ取ったようです。

「職場の空気、なんか良くないよな」

そして、“とあるもの”を手渡し、社長は新実のもとに向かいました。

「え！？」

しかし、渡されたものを見てびっくり！社長の背中を見つめてしまいます。

新実に“わからせる”ために社長が編み出した奇策とは…？

「新実ちゃん、どうしたのー？そんな怖い顔しちゃってー」

新実のもとへ向かった社長は、なぜか新実に赤ちゃん言葉で話しかけます。

「遊びたいんでちゅかー？それともお菓子食べたいんでちゅかー？」

ぬいぐるみやお菓子を手にそんなことを言う社長に、新実はびっくり！

「何なんですか！？やめてください！」と不機嫌を爆発させます。

しかし、社長は負けません。

「だって、しょうがないじゃん。ご機嫌とらないとまともに話してくれないんでしょ？」

すかさず、新実の欠点に切り込みました。

社長は新実に赤ちゃん言葉で話しかけることで「不機嫌で人をコントロールしようとするなんて、赤ちゃんのすることだよ」と暗に指摘したかったようです。

「別にずっと笑顔でいろってわけじゃないけどさ、わざとらしくムスッとされると、こっちも気持ちよくないのよ」

社長は、皆が言いたかったことを新実にビシッと言い放ちました。

そして、「実際、困ってる人もいるわけだし？」とこちらに話を振ってくれます。

そこで、すぐに出ていき「この資料、5分で作成して」と新実に頼みました。

新実はいつものように何かを言い返そうとしますが、社長が手渡してくれた最強アイテム“おしゃぶり”で口を塞ぐことに成功しました。

そして、社長に倣い、赤ちゃん言葉で新実に話しかけます。

「あのね、ここはお仕事をする場所で、赤ちゃんの面倒をみる場所じゃないの」

そして、呆然としている新実を置いて、その場を意気揚々と立ち去ったのでした。

「こういうヤツいる」新実の態度に非難の声

新実のように「不機嫌で他人をコントロールしようとする同僚」が周囲にいる人も多いようで、YouTubeショートのコメント欄には「こういうヤツいる」「ほんと嫌」といったコメントが多数寄せられていました。それに対し、「仕事なのだから、相手の機嫌に判断されず淡々と業務をお願いすればいいのでは？」といった意見も。確かに、これも一理あります。

しかし、コミュニケーションを円滑にすすめるための配慮を心がけるのは社会人としてのマナー。同僚が話しかけやすい態度を心がけたいものですね。

紹介作品

顔面強迫

コンテンツ提供協力

マジクソかんぱにー（YouTube）

かつての体験談をもとにしたショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。上司と部下、それぞれが抱える苦悩や葛藤など、社会人なら誰もが共感できる作品が高い評価を得ています。