「昭和の遺物」厳しい意見も…古いやり方を部下に押し付ける“ねちっこい年上社員→“トンデモナイ”言動連発で怒り爆発【しまうま劇場】

幅広い年代の社員がいる企業では、仕事のやり方で上司と部下が対立してしまうことも少なくありません。伝統的なやり方で作業するよう指導する上司と、デジタルツールを使って効率よく作業を進めたい部下がぶつかることで、社内の空気が悪くなってしまうケースもあるようです。

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『タイパ』は、そんな「作業方法での対立」をテーマとしたドラマです。

【タイパ】意味のない業務やらされてない？#ショートドラマ

「フォントは明朝体で統一しろ！」意味のわからないこだわりを部下に押し付ける木村

ある日、仕事をしていると、目の前で部長の木村が作ったばかりの資料をビリビリに破いてしまいました。

驚いて「何するんですか！？」と尋ねると…

「フォントは明朝体で統一しろって言っただろ！やり直し！」と怒鳴られてしまいました。

「メイリオの方が見やすいと思いまして…」と必死で自分の意見を述べても、聞く耳を持ってくれません。

そう、木村には仕事に対する妙なこだわりがあるのです。

紙の無駄遣いになるから会議資料は画面共有の方がいいと説明しても「昔からそうしているのだから、印刷して人数分資料を用意しろ」と言ってこちらの話を聞きません。

古いやり方を押し付ける木村に対する不満が爆発

古いやり方を押し付ける木村に対し、休憩室で「木村部長、マジでキモくない？」と思わず愚痴が漏れてしまいます。

その愚痴に、同僚も「わかる」と共感。

そして、「私もこの前、メールしたら、『なんでその後電話してこないんだ！』って…」と、自分の体験談をシェアしてくれました。

チャットで済む話を電話でしろ、AIに頼らず手作業でやれ…世代の違う自分たちにはとうてい理解できないこだわりに辟易している2人は、木村の愚痴で大盛り上がりです。

最後に同僚は、「木村部長は両面印刷が嫌いらしいから、印刷設定に気をつけて」とアドバイスしてくれました。

これもまた非効率！意味のわからないこだわりです。

業務効率化に抵抗のある木村

会議の後、薄々思っていた通り木村が怒鳴り込んできました。

木村は、会議での部下の発言すべてが気に入らなかったようです。

電話禁止でチャット連絡にしてほしい、フルリモート希望…どれも、自分たちにとっては当たり前の感覚ですが、それを木村はすべて否定します。

「少しでも業務効率を上げようと…」

意図を説明しても、やはり何も聞いてくれません。

「会議を1時間以内に収めた方が話し合いが捗る」という提案もバカにされてしまいました。

「またタイパみたいなこと言い出しやがって！これだからZ世代は！」

部下の言葉に、木村は拒否反応を起こしたかのように叫びます。

どうやら、根性論がまかり通っていた世代の彼は「業務効率化」というものに嫌悪感があるようです。

都合のいい時だけ年下世代を頼る木村に、とうとうプッツン！

その日、仕事を終え帰宅しようとすると、木村に「顧客リストを今日中に整理しておくように」と指示されました。

もう帰ろうと思っていたのに…そう嫌な気持ちになりつつも「ツール使えばすぐ終わるのでいいですけど」と仕事を引き受けます。

しかし、その様子を見た木村はなんと「じゃあこの資料もよろしく！」と自分の仕事をプラスで押し付けようとしてきました。

おまけに、自分はこれからライブに行くと言うではありませんか！

普段は業務効率化を嫌ってあれこれ口出しするくせに、都合のいいときだけ最新技術を使いこなす年下世代を頼るなんて…！あまりのことに、とうとう堪忍袋の尾が切れてしまいました。

「てめぇ！仕事しろよ！」

「会社の利益を侵害してる」古いやり方を部下に押し付ける木村に怒りの声

意味のない業務や古いやり方を部下に押し付ける木村に対し、多くの視聴者が怒りを感じたようです。YouTubeショートのコメント欄には「昭和の遺物」「会社の利益を侵害してる」など、厳しい意見が並びました。確かに、どうしてもそうしなくてはならない理由があるならまだしも、「昔からそうしている」という理由で古いやり方を続けるのは、よくありませんね。

『タイパ』は、昔ながらのやり方を押し付けることのデメリットをユーモラスに描いた素晴らしい作品でした。

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紹介作品

• しまうま劇場Vol.45「タイパ」

コンテンツ提供協力

• しまうま劇場（YouTube）

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