1. トップ
  2. 父親「これ以上バイトするな」息子の労働を“断固拒否”!大喧嘩になるほど引き止めた“予想外のワケ”に→「先に伝えたら良かった」【しまうま劇場】

父親「これ以上バイトするな」息子の労働を“断固拒否”!大喧嘩になるほど引き止めた“予想外のワケ”に→「先に伝えたら良かった」【しまうま劇場】

  • 2025.11.6

パートナーや親の扶養内でアルバイトをしている人の中には、収入に気を使っている方も少なくないのではないでしょうか?お金を稼ぎすぎると所得税が発生してしまうため、限度を超えないように調整しながら働いている人も多いことと思います。

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『103万の壁』は、そんな「アルバイトの収入」をテーマとしたドラマです。

【103万の壁】親とどんなことでケンカする?#ショートドラマ

わかってくれない父親と思わず大喧嘩!

undefined
出典:@shimaumagekijou

「父さんとは縁を切る!」

気づいたら、息子はそう叫んでいました。足元で落としたお皿が割れましたが、そんなこと気にしてはいられません。

undefined
出典:@shimaumagekijou

父親も、そんな息子の態度に思わず激昂。

「なんだと!?」

そう怒鳴りつけると、息子は部屋を出て行ってしまいました。

父親への怒りを募らせる息子を見て…

undefined
出典:@shimaumagekijou

「絶対許さねぇ…」

その晩、息子はキッチンで父親への怒りを募らせていました。

undefined
出典:@shimaumagekijou

父親は、そんな息子の姿を遠くから見守るしかありません。

いったいどうしたものか…。

アルバイト先の店長にも親の許可を得るように言われ…

undefined
出典:@shimaumagekijou

次の日、息子はアルバイト先の店長に「もっとシフトを増やしたい」と相談しました。

そう、アルバイト先で料理の魅力に目覚めた彼は、もっとたくさん働き、調理の腕を磨きたかったのです。

それを父親に反対されたため、まず店長に許可をもらおう、と作戦を立てたのでした。

undefined
出典:@shimaumagekijou

しかし、店長は冷静に「親はイイと言っているのか?」と尋ねるだけでした。

undefined
出典:@shimaumagekijou

「店長まで…」

父親だけでなく、いつも自分の働きぶりを見ている店長までそんなことを言うなんて!

なんで、大人はわかってくれないのでしょう?ただ、もっとたくさん働きたいだけなのに…。

両親に反抗する息子

undefined
出典:@shimaumagekijou

「これからは週5でバイトするから」

店長に「親から許可をもらうように」と言われた息子は、その夜、両親にそう宣言しました。

undefined
出典:@shimaumagekijou

「何度言えばわかるんだ。これ以上バイトするなと言っているだろ!」

案の定、父親にはそう叱られましたが、知ったことではありません。

undefined
出典:@shimaumagekijou

「うるさい!俺は父さんの言いなりにはならない!」

息子はそう叫んで、リビングから出ていきました。

アルバイトそのものに反対なわけではなく…

undefined
出典:@shimaumagekijou

残された父親は困り顔。弱ったな…別に息子が仕事に力を注ぐことに反対なわけではないのです。しかし、どう説明したらいいのでしょう?

実は父親には、「息子を働かせてあげられない理由」があったのです。

そこに、母親がスマートフォンを持って走ってきました。

「ちょっとお父さん、このニュース見て!」

undefined
出典:@shimaumagekijou

ニュースを読み、父親はその内容にハッとします。

そして、急いでどこかへ向かったのでした。

アルバイト先に父親がやって来て…

undefined
出典:@shimaumagekijou

父親が向かったのは、息子がアルバイトをしているレストランでした。

undefined
出典:@shimaumagekijou

「親父…!」

父親がまた自分を邪魔しに来たのかと思った息子は一瞬カッとなります。

undefined
出典:@shimaumagekijou

しかし、そんな息子をよそに、父親は店長に向かって「息子のことを、お願いします」と深々と頭を下げました。

実は、父親は息子のアルバイトそのものに反対していたわけではなく、「収入を得すぎること」を気にしていたのです。

息子のアルバイト収入が103万円を超えると所得税がかかり、家庭として損をしてしまうため、「これ以上アルバイトをするな」と止めていたのでした。

しかし、その「103万の壁」に2025年度の税制改正で見直しがかかりました。限度額が引き上げられ、父親は大喜びです。これで息子を思う存分働かせてあげられる!

undefined
出典:@shimaumagekijou

「103万の壁…ですよね」

店長も父親の言葉にすぐ反応します。父親だけでなく、店長もアルバイト従業員の収入額に気をかけていました。

undefined
出典:@shimaumagekijou

「そうだったのか…」

1人だけ事情を知らなかった息子はびっくり!

undefined
出典:@shimaumagekijou

「こいつを、鍛えてやってください」

そう店長に頭を下げる父親に、息子は胸が熱くなるのでした…。

undefined
出典:@shimaumagekijou

その後、息子は初めて自分の焼いたピザを父親に食べてもらうことに。

「うまいな」と褒められ、嬉しそうな顔で笑いました。

事前にしっかりコミュニケーションを!

「103万の壁」を気にする父親と、「103万の壁」の存在自体を知らなかった息子のすれ違いストーリーでした。高校生や大学生のお子さんがいる家庭では、もしかしたらこのような光景が日常的に繰り広げられているかもしれませんね。

YouTubeショートのコメント欄には「先に伝えたら良かったのかも」など、コミュニケーション不足を指摘する声が相次ぎました。確かに、父親は「なぜたくさんアルバイトをすることを許可できないのか」を息子にしっかり説明すべきだったかもしれません。対する息子も、働くのであればもっと税制など世間のことを自分で勉強する必要があったのではないでしょうか。

『103万の壁』は、税制を知る必要性やコミュニケーションの大切さについて考えるきっかけとなる素晴らしい作品でした。



紹介作品

コンテンツ提供協力

チャンネル登録者数11.4万人(2025年10月21日現在)を誇るショートドラマクリエイター集団。日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを多数公開中です。