デート中、サングラスを掛け続ける『マッチングアプリの男』　外さなかった“失礼すぎる理由”に「え、はあ？」女性愕然【読むドラマ】

2025.10.9

相手の容姿や雰囲気など、主に外的要因に惹かれて恋に落ちることを「一目惚れ」と言います。誰しも好みのタイプがあるものです。「一目惚れ」もごく一般的な恋愛感情と言えるでしょう。

しかし、もし写真で一目惚れした相手が本当は少し違った外見だったら、あなたはどうしますか？

夜寝る前に観るのに最適な1〜3分の縦型ショートドラマを定期配信する「ミッドナイトチケット」の『ひとめぼれ』は、そんな「写真と現実のズレ」をテーマとしたドラマです。

【ひとめぼれ】サングラスマン見た目えぐいて#ショートドラマ

マッチングアプリで出会った男性が、いきなりサングラスマンに！？

「あの、マッチングアプリの…」

マッチングアプリで1人の異性と出会い、デートすることになったアミ。待ち合わせ場所の公演に行き、「この人かな？」と思う男性に声をかけます。

アミの声に顔を上げたその男性は、スマートフォンの画面とアミの顔を交互に見て「え？」と何やら驚いている様子です。

そして、なぜかサングラスを装着。「ああ、アミさん！」とやっと納得したように笑ったのでした。

突然サングラスマンになってしまった男性に、アミは困惑。

「この変なサングラス何？」「しかも服にあってないし」と、心の中で愚痴をこぼすのでした。

映画を観ていたときはサングラスをとっていたのに…

その後、映画を観ることにした2人。

映画鑑賞中、男性がサングラスをはずしていることに気付いたアミは、そっと顔を覗き込みます。

なぜなら、出会ってからアミはまだほとんど男性の素顔を見ていないのです。どんな顔なのか気になって仕方有りません。

しかし、自分の方を向いているアミに気付いた男性はサッとサングラスをかけてしまうのでした。

アツアツのお鍋を食べれば、サングラスをとってくれるかも！

映画が終わり、夕食をとることにした2人。

男性は相変わらずサングラスを外しません。

しかし、サングラスをしている以外はおかしいところもなく、アミに対し「何食べたい？」と優しく尋ねてくれます。

隠されれば隠されるほど気になるのが人間というもの。

アミはなんとか男性にサングラスを外してほしくて、一計を案じます。

それは、「アツアツのお鍋を頼む」というもの。

お鍋の湯気でレンズが曇れば、きっと男性もサングラスをはずしてくれるはず…アミはそう思ったのです。

しかし、残念！

湯気のもうもうと上がったモツ鍋を前にしレンズが曇っても、男性は服の袖で簡単にサングラスを拭くだけ。外してはくれませんでした。

男性がかけていたのはサングラスではなく…

とうとう帰り道。

結局デートの間中ほとんど相手の素顔を見られなかったアミは痺れを切らし、男性に言います。

「あのさあ、サングラスとったら？今、夜だよ」

アミの言葉に、男性は「…いいけど」とあまり気乗りしない様子でサングラスをとります。

目の前に現れたのは、ごく一般的な容姿の男性。

そして、彼は「これ、サングラスじゃなくてスマートグラスで…」と一言。

アミが驚いていると、男性はとんでもないことを続けます。

「アミちゃん、アプリの写真がめっちゃ可愛かったから…」

「同じにしたくて、アミちゃんの顔に加工かけてるんだよね」

どうやら、男性はマッチングアプリでアミの「少し加工を施した写真」に一目惚れし、その顔とまったく同じ顔をずっと見ていたくてスマートグラスの「相手の顔を加工する機能」を使っていたようです。

つまり、アミの素顔が気に入らなかったのです！

「…え、はあ？」

今日1日、自分の顔を加工され続けていたことにアミはびっくり。

しかし、男性が「ほら、かけてみてよ」と差し出したスマートグラスをかけて男性を見たら…。

「ほんとだ！これでカッコよくなった！」

目の前の男性が、グンとカッコよく見えるようになったのです。

これには、アミも「自分の顔を加工されていた」ことも忘れて大満足。

しかし、男性は逆にアミの「これでカッコよくなった」の言葉に愕然。

自分のしていたことを棚に上げ、「それってどういう…」とアミに問いかけるのでした。

「自己中すぎる」男性の言動に非難の声

YouTubeショートのコメント欄には「自分も相手にやってたのに」「自己中すぎる」と男性の言動に対する非難の声が多数寄せられていました。

「相手の顔をスマートグラスで加工する」という行為も失礼ですが、それ以上に「それってどういう…」と自分のやったことを棚上げし、アミに問いかけたことが気になった視聴者が多いようです。

デジタル化が進む世の中。この動画のようにスマートグラスで「相手を自分の好みの容姿に加工する」ことも当たり前になる日がくるのでしょうか…？

「相手を好きになる」という行為について改めて考えるきっかけとなる素晴らしい作品でした。

紹介作品

ひとめぼれ

コンテンツ提供協力

ミッドナイトチケット（YouTube/ TikTok / X / Instagram）

“動画”で“震える”体験をつくるクリエイティブカンパニー。TikTokアカウント「ミッドナイトチケット」を運用し、感情を動かすショートドラマを制作。開始2年でフォロワー約40万人、累計再生3億回超を記録。投稿の半数が100万再生を突破するなど、国内トップクラスの実績を誇る。