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朝ドラ『ばけばけ』“再注目される”第1話の発言→視聴者の間で広がる“考察”

  • 2025.10.19

現在第3週目放送中のNHKの連続テレビ小説『ばけばけ』が、SNSで大きな話題となっています。魅力的なキャラクターや先の気になる展開もさることながら、視聴者の間では「第1話の主人公の発言」に今再び注目が集まっているようです。いったいどういうことなのでしょうか?

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髙石あかり(C)SANKEI

「では、私、トキの話を…」再注目される第1話の発言

『ばけばけ』は、明治初期を舞台に、小説家兼日本研究者の小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)と、その妻・小泉セツをモデルとして2人の出会いや暮らしを描いた物語。作中では小泉八雲は「レフカダ・ヘブン」、小泉セツは「松野トキ」という名前で登場します。レフカダ・ヘブンは『SHOGUN 将軍』などで知られるトミー・バストウさんが、松野トキは『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで人気急上昇中の髙石あかりさんが演じています。

今週は第3週目「ヨーコソ、マツノケへ。」がオンエアされました。

波乱満ちた第3週「ヨーコソ、マツノケへ。」

第3週目は、松野家に婿入りした銀二郎(寛一郎さん)とトキの新婚生活が描かれました。人が良く心優しい銀二郎は、トキの父親や祖父の話をしっかり聞き、松野家の借金を返すため毎日必死で働きます。

そんな中、今まで松野家をサポートしていた雨清水家が事業に失敗。長男は責任を感じ出奔し、当主も病に倒れてしまいます。また、トキが実は雨清水家からの養女であったことも判明…毎日、ハラハラドキドキの波乱に満ちた物語が展開された週でした。

「すべてトキの語る怪談?」視聴者の間で注目される驚きの考察

穏やかな日常を描きつつも不穏な空気の漂う第3週の展開に、視聴者の間では「とある考察」が注目を集めています。その考察とは、「現在展開されているトキの物語はすべてトキによる怪談なのでは?」というもの。

実は、第1話の冒頭は「トキがヘブンに怪談を語って聞かせる」というシーンから始まっています。そこでトキは『耳なし芳一』の物語をヘブンに聞かせた後、こう続けるのです。

「それでは、もう1つの話をよろしいですか?それは明治のはじめ、武士の世が終わったばかりの、それはそれは恨めしい時代のことでございます。では、私、トキの話を…

この言葉の後、トキの幼少期のシーンに切り替わります。そのため、考え方によっては「現在の話はすべてトキによる語り」だと受け取ることも可能なのです。つまり、「トキの語る『松野トキという少女が主人公の怪談』」だと考えることができるということです。怪談だと考えると、現在作品世界に不穏な空気が作品世界に広がっていることも頷けますね。

ドラマ内に「怪談を思わせる展開」が度々登場するのも、この考察が支持される理由の一つでしょう。たとえば、「トキが雨清水家の養女である」というのはトキも知らない松野家最大の秘密だったのですが、それをひょんなことから銀二郎が聞いてしまい「寝言でも言うなよ」と松野家の人々に釘を刺される場面があります。この「聞いてはいけないことを聞いてしまう」「絶対に言うなと口止めされる」という展開は日本の怪談「あるある」なのです。

また、怪談とは悲しく恨めしいもの。目立った「悪人」がいるわけではないのに、なぜか暮らし向きはどんどん悪くなり、気づいたら悲劇が始まっていた…という現在の展開は、見ようによっては怪談の真髄そのものとも言えるのではないでしょうか。

この考察を支持する視聴者は、現在「『ばけばけ』のこのシーンが怪談っぽい」という話で大盛り上がり。SNSでは多くの方が「ここも…」「あそこも…」とたくさんの場面を挙げていました。

第4週のサブタイトルは「フタリ、クラス、シマスカ?」

日本の昔話や伝説の「再話」で知られる小泉八雲。彼の妻をモデルとした物語が怪談調に語られていると思うとドキドキしますね。この点に関して制作スタッフから言及はありませんが、これが意図されたものだとしたらなんと粋な演出でしょう!

波乱に満ちた朝ドラ『ばけばけ』の世界。第4週のサブタイトルは「フタリ、クラス、シマスカ?」です。次週はどうやら、重いストレスにさらされた銀二郎がとうとう出奔してしまうようです。いったいどうなってしまうのでしょうか…?今後の展開が見逃せませんね!


※記事は執筆時点の情報です