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ドイツで号泣する留学生 日本の母から届いた荷物に「もらい泣きしてしまう」

  • 2025.10.19

留学や駐在、国際結婚などで海外で懸命に暮らす人は、今や珍しくありません。しかし、どれだけ忙しく充実した日々を送っていても、心の奥底では「故郷に帰りたい」「家族に会いたい」と思う瞬間があるのは自然なことです。テレビ電話や国際郵便など、距離を越えてつながる手段は手軽に手に入りますが、それでもホームシックの寂しさや切なさは、完全に消えるものではありません。

ゆりDE×JP(@hiroseyuria)さんが、「ドイツ留学中、母からの荷物で思わず涙が溢れた理由」についてTikTokに投稿し、「気持ち分かるから自分も泣いちゃった」「いくつになっても親子ですね」と、話題になっています。

いったいどのようなエピソードだったのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

@hiroseyuria ドイツでママから届いた荷物を開けてたらまさかの号泣😭 ドイツ留学中の私にママが荷物送ってくれたんだけど、開封してたら2ヶ月間堪えてた感情が一気に溢れてしまいまさかの大号泣😭 何度も「頼んだものだけでいいよ!」って言ってたのに、ママの優しさが詰まってて…🥲 電話で「お餅食べたい〜」って話してたの覚えてて、ちゃんと入れてくれてて😭 しかも小包なのに6000円以上かかってて、2週間もドイツの税関で止まってたのにちゃんと届いて本当によかった😭 離れてても、こういう瞬間に「愛って届くんだな」って感じたし、この1年間頑張る勇気をもらいました。 #ドイツ #留学 #海外生活 #ホームシック #留学生 ♬ original sound - ゆりあ🇩🇪×🇯🇵

投稿者さんは日本とドイツのハーフで、現在はドイツに留学中です。ここ2か月ほど、ホームシックが強く出る日々が続いていましたが、なんとか気持ちをこらえて頑張っていたそうです。そんなある日、日本に住むお母様から荷物が届きました。

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出典:ゆりDE×JP(@hiroseyuria)さん

荷物は税関で2週間以上止まっていたため、「届かないのでは…」と心配していたそうですが、無事に手元に届きました。

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出典:ゆりDE×JP(@hiroseyuria)さん

投稿者さんのホームシックは、「日本に帰りたい」というよりも、「実家に戻りたい、家族やワンちゃんに会いたい」という気持ちから来るもの。荷物を開封する前の時点で、彼女の表情や言葉からは、心が限界まで疲れてしまっている様子がひしひしと伝わってきます。

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出典:ゆりDE×JP(@hiroseyuria)さん

荷物の一部は、投稿者さんが事前に「送ってほしい」とお母様にお願いしていたものもあり、内容をすでに知っているものもありました。

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出典:ゆりDE×JP(@hiroseyuria)さん

実際に開封していくと、「保温カップ」「化粧品」「愛用のトップス」「お気に入りのお菓子」「レトルトカレー」など、お願いしていたものが出てきました。

しかし、それ以外にお母様からのサプライズプレゼントも入っていて、思わず笑ってしまったり、胸が熱くなる瞬間が訪れます。

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出典:ゆりDE×JP(@hiroseyuria)さん

まずひとつ目に出てきたのは、なぜか「自動車学校のポケットティッシュ」。思わずクスッと笑ってしまいます。次に出てきた「エコバッグ」には、にっこりと「かわいい」と声を漏らしました。そして最後に現れたのが「しゃぶしゃぶもち」でした。

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出典:ゆりDE×JP(@hiroseyuria)さん

この「しゃぶしゃぶもち」を見て、投稿者さんは思わず大号泣…。その理由は、海外への郵送代が非常に高額なため、「頼んだものだけ送って」と5回ほどお母様に電話で伝えていたものの、ある電話のときにふと「おもち食べたい」と口にしたことを、お母様が覚えていて、荷物にそっと入れてくれていたからでした。

このおもちには、言葉にできないほどのお母様の愛情や、大切な娘へのエールが詰まっているのです。

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出典:ゆりDE×JP(@hiroseyuria)さん

投稿者さんは、カメラが回っているにもかかわらず、抑えきれない涙を流しました。海外で必死に頑張る投稿者さんにとって、同じドイツに住む祖父母の存在は心の大きな支えだそうです。しかし、実際には200kmも離れた場所に住んでいるため、頻繁に会えるわけではありません。

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出典:ゆりDE×JP(@hiroseyuria)さん

さまざまな思いや辛さを抱えながら頑張る投稿者さんですが、最後には、お母様の愛情がこもった「しゃぶしゃぶもち」を手に取り、「これからも頑張る」と自分に気合いを入れるのでした。

海外で頑張る姿に温かい声が続々

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

留学することも自分で決めた事だし、留学生活が楽しくないわけじゃないんだけど、やっぱり寂しくなりますよね、無理せずに!頑張ってください!!
張り詰めていたんだね… 可哀想に。いっぱい泣いて、お餅食べて、元気出してね
気持ち分かるから自分も泣いちゃった
わかる。自分もオーストラリア留学してた時日本からの荷物見ただけで大号泣した
もらい泣きしてしまう。ドイツに慣れてるユリアさんがこんなにホームシックになるなんて、ドイツで頑張ってる証拠ですね。ずっと応援してます
いくつになっても親子ですね。親には敵いません。

お母様の深い愛情と、それを受け取る娘さんとの絆に、多くの人が胸を打たれ、「もらい泣きした」との声も寄せられました。また、「わかります」といったコメントは、留学経験のあるユーザーからも多く届き、多くの人が共感していました。

海外生活は「憧れの経験」として語られがちですが、日本に置いてきた“大切な存在”への思いは、時間が経っても消えることはありません。留学や海外生活に挑む人々にとって、こうした温かい絆や思いやりの大切さを改めて感じさせるエピソードでした。

取材協力:ゆりDE×JP(@hiroseyuria)さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


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