1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「傍観者にもムカついた」クラス女子のいざこざをおさめた男子の金言|小6女子の黒い闇

「傍観者にもムカついた」クラス女子のいざこざをおさめた男子の金言|小6女子の黒い闇

  • 2025.10.6

本作品は、ママリユーザーさんの体験談から再編成した作品です。ストーリーのメインである郁乃さんは、小学六年生の娘・ののかから、学校で嫌がらせを受けていると相談を受けます。嫌がらせをしてくるのは、ののかと同じクラスの澪(みお)という子。ののかはずっと、彼女からの嫌がらせを我慢をしていました。そんな中、澪の悪事をクラスメイトの前で大暴露してくれた救世主は1人の男子でした。『小6女子の闇』最終話をご覧ください。

同級生・みつきの嫌がらせ暴露により、澪はようやく自身の行動の浅はかさに気づきます。小学生のグループトラブルは、収束に向かっていきます。

暴露事件のその後

ママリ

みつき君による澪ちゃん暴露事件があった翌日。その日のクラスは「なるべく澪ちゃんに関わらないでおこう」という雰囲気だったそうです。みつきくんによる暴露はさすがの澪ちゃんにも効いたのか、澪ちゃんは1人で静かに過ごしてたそう。そして中休みの時間、澪ちゃんは真っ赤な顔でののかの前に現れました。

澪「ののかちゃん、これまで本当にごめんなさい」

澪ちゃんは見たことがないほど思いつめた表情だったといいます。

ののか「うん、もう大丈夫。でももうやめてね?」
澪「うん…」
ののか「他の子にも、もう意地悪しないでほしい」
澪「うん」

ののかは今回だけは口だけではないと思えたようで、その後は澪ちゃんともそれなりに会話をしているといいます。

「怖くなかったの?」嫌がらせを告発した男子に聞いたら

ママリ

みつき君がいなければ、私が先生に相談をしていたとは思いますが、正直ここまで澪ちゃんに効いたかはわかりません。同級生の目の前ではっきりウソだと言われたことが、澪ちゃんには抜群の効果があったのだと思います。

そのできごとをきっかけに、ののかとみつき君はよく話すようになったそう。ある日、ののかが「先生の前で澪ちゃんのウソをはっきり指摘するのは怖くなかった?」と聞いたといいます。そのときのみつきくんの答えはこうでした。

みつき「もともと悪口言うやつは苦手だし、周りで見てるのにハッキリ言わないのも嫌だと思ってた。あの日は俺の席の前まできて、澪が男子にも悪口言わせようとしてたから腹立ったんだよ。俺、目が合ったけど絶対言わねえぞって思ってた」

みつきくんの内なる正義感には、親として話を聞いているだけで感動しました。そんな行動ができる彼の親御さんに会えたら、きちんとお礼を言おうと思っています。

小6女子に限らず、子どもが人間関係につまずくことはあると思います。そんなときは子どもの話をじっくり聞きながら、子どもにとって良い解決ができるよう、親としていつでもサポートする姿勢を整えておきたいと思わされるできごとでした。

あとがき:子どもにとっての学校は、安心できる場であってほしい

今回のお話では、小学校高学年女子にありがちなグループ問題が描かれました。基本的にはどの時代どの場所にも、こういった問題はつきものなのかもしれません。

子どもにとって貴重な学校生活の日々。友達と楽しく、安心して一緒に勉強できる・遊べる環境であることが一番ですね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

著者:七葉 玲

元記事で読む
の記事をもっとみる