「ドミノ倒しが頻発する…」約600冊の本を虫干し→その“圧巻の光景”に「ひまわりみたい」

本を長く大切に保管するためには、湿気を取り除く「虫干し」という作業が欠かせません。とはいえ、一冊ずつ丁寧に広げて乾かすのは、なかなか根気のいる大変な作業です。

sousou中世ヨーロッパの道（@sou_sou55）さんが、「虫干しのために本を並べたら、ドミノ倒しが頻発する」とX（旧Twitter）に投稿し、「最高のドミノ倒しですね」「校長先生の話が長いから…」と注目を集めています。

いったいどんな光景だったのでしょうか？

話題の投稿が、こちら！

ドミノ倒しが頻繁するし🥹 pic.twitter.com/MlJNPFNnTG
— sousou | 中世ヨーロッパの道 (@sou_sou55) October 7, 2025

畳の上にびっしりと並べられた大量の本。写真を見るだけでも、その圧巻の光景と整然とした配置に思わず息をのみます。これは、投稿者さんが本の虫干しをしていた際に撮影された一枚です。

投稿者さんによると、実際に並べた本の数はおよそ600〜700冊。今回が初めての虫干しだったそうですが、引っ越し後に本棚がなく、段ボールで保管していたところ湿気でかび臭くなってしまい、思い切って作業に踏み切ったといいます。

とはいえ、この膨大な量の本を一冊ずつ広げて並べるだけでも一苦労。さらに「ドミノ倒しが頻発する」との悩みもあったそうで…。整然と並べた直後にパタパタと倒れていく光景は、見た目には“ドミノ”のようでいて、投稿者さんにとってはまさに試練そのものでした。

虫干しという地味だけれど大事な作業に、共感の声が広がりました。

ドミノ倒しのように本が倒れてしまう…その舞台裏

投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

--- 600～700冊とは、すごい数ですね！虫干しをするのは初めとのことですが、虫干しをするに至った経緯をお教えください。

本を段ボールに入れたまま放置していたところ、湿気でかび臭くなってしまって。それで虫干しすることにしました。いまの家は湿気が多いので、今後も半年に1回か年に1回でメンテナンスしていきたいです。

--- 紙は湿気に弱いですからね。虫干しの最中、ドミノ倒しが頻発されたとのことですが、ドミノ倒しが起こるたび、どんなお気持ちになられましたか？

本って複数冊になるとすごく重いので、並べるだけでも体力を使うんです。せっかく苦労して並べた本が倒れると、やるせない気持ちになります。なので、なるべく振動を与えないように、そばを通るときは忍び足で歩きました。

--- 忍び足で（笑）でもお気持ちすごくわかります！それだけ本への深い愛情があるということですね！愛あるお話を聞かせていただき、ありがとうございました！

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

向きを1冊ごとに縦横変えてみるのはどうでしょうか

最高のドミノ倒しですね

太陽に向かって開いててひまわりみたいですね

そーっと倒す瞬間を狙って…！

本の虫干しという、昔ながらの知恵と向き合う中で見えてきた手間や工夫。誰かの日常の一コマが、見る人の気持ちを和ませたり、思わず笑顔にさせたりする、そんなSNSの魅力を感じる投稿でしたね。

取材協力：sousou中世ヨーロッパの道（@sou_sou55）さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています