優先席でメイクに夢中な若者、席を譲らず…その後、飛び出した悲しい一言＜優先席エピソード2選＞

公共交通機関には、座席が必要な人のための「優先席」が設けられています。空いていれば座ることもできますが、必要な人がいれば譲るのが基本のマナーです。それでも、自分勝手に使う乗客もいるようです。

そこで今回は、SNSに投稿され大きな話題を呼んだ＜優先席エピソード2選＞を紹介します！

1、優先席を譲った瞬間、お年寄りがこぼした“切ないひと言”とは

2025年7月、よっしー（@siroyoshi88）さんが、「お年寄りに優先席を譲った時に聞こえた“悲しい言葉”」についてX（旧Twitter）に投稿したところ、注目を集めました。

いったいどんな言葉を言われたのでしょうか？

※下記の日付のリンクからX（旧Twitter）に移行します

よっしー（@siroyoshi88）2025年7月24日

優先席に荷物を置いて3人掛けを２人で陣取ってメイクしてた若い女子２人。目の前に杖をついた高齢者が立っててもお構い無しだったのを見兼ねて優先席前の普通の席に座ってた私が杖をついた方に声を掛けて席を譲ったら若い子の１人が『何かうちらが悪いみたいじゃんね〜』って言い出して 悲しいね

周囲の多くの人が「マナー違反」と感じるであろう状況に、投稿者さんは見かねて自分の座っていた普通席をお年寄りに譲りました。思いやりと勇気のある立派な行動です。

しかしその直後、女性たちから「何かうちらが悪いみたいじゃんね〜」という心ない一言が…。自分たちの態度が暗に責められていると感じたのかもしれませんが、本当に非難されるべきは彼女たちの方でしょう。

せっかくの善意が、思わぬ言葉で傷つけられてしまった投稿者さん。それでも、その場にいたお年寄りはもちろん、周囲の乗客も心の中で拍手を送っていたはずです。どうか今回の出来事にめげず、また同じ場面に出会ったときも、その優しさを行動に移してほしいと願います。

投稿者さんに詳しいお話を伺ったところ、高齢者さんは「驚きながらも、『ありがとうございます』と言いながら座ってくれました」とのこと。

またこの時のお気持ちについて、「素直に…悲しかったです。もちろん目に見えない疾患などもありますし、『若い子たちが優先席に座るなんて』って気持ちは全くないのですが、『優先席で友だちと二人でお喋りしながらメイクする』っていうのはすべきことではないと思います。学校の制服姿だったので、女子高校生と分かりました。そして…女子高校生たちは立ち上がることなく、座り続けてメイクをしていました」とのことでした。

今は若く健康であっても、いずれ誰もが年を重ね、支えを必要とする時が訪れます。だからこそ、高校生の皆さんには「未来の自分」を思い描きながら、世代を超えて互いに思いやる心の大切さを感じ取ってほしいものです。

2、優先席にいたのは高齢者ではなく…驚きの乗客とは？

電車の中では、時に思わず二度見してしまうような光景に出くわすことがあります。思いがけない場面に遭遇すると、なんとも言えない気持ちになるものでしょう。

SNS上では、「電車の優先席に座っていた“意外な乗客”」についての投稿が話題になりました。

いったいどのようなことがあったのでしょうか。

電車の座席誰がどこ座ろうとかまわんけど、優先座席にお気に入りの魔法少女系のぬいぐるみ座らせて一席使い、自分も優先座席に座る強者(20代くらいの男性)見て驚いてる
空いてるから優先座席座ってもいいんやけどね、、でもね、あの、、なんと言うか
ぬいぐるみで席とらないでw

何と、電車の優先席に座っていたのは「ぬいぐるみ」だったのです！

お気に入りのぬいぐるみを優先席に座らせ、その隣に持ち主の男性が座っていたといいます。

優先席はいつ誰が必要になるか分からないので、ぬいぐるみには少し遠慮してもらったほうがいいかもしれませんね。

投稿者さんに詳しいお話を伺ったところ、「私が車両に乗ったらすでに席に座っていました。あれ？誰かの忘れ物かな？と思ってよく見ると、じーっとぬいぐるみを見つめている男性が隣に。ぬいぐるみをなでなでしていました」とのこと。

また「いやいや、他にも席空いてるのに、なぜあえて優先座席に座ってるのか、しかも一席使ってぬいぐるみを座らせるのが謎でポカンとしてました。かわいい大事なぬいぐるみなんだろうなとは思ったけど、なら膝に乗せるとか…」とのことでした。

思わず目を引く光景ではありましたが、公共の場では一人ひとりの心遣いが大切です。快適な環境を保つためにも、場の空気を読む意識はもっておきたいものですね。

投稿者さんのおっしゃるように、ぬいぐるみと乗車を楽しみたい場合には電車内では膝に乗ってもらうのが良いかもしれませんね。

お互いに思いやりを持って行動することが、快適な空間づくりにつながる

今回は、「お年寄りに優先席を譲った時に聞こえた“悲しい言葉”」、「電車の優先席に座っていた“意外な乗客”」といった＜優先席エピソード2選＞を紹介しました。

公共交通機関には、座席を必要とする人のための「優先席」が設けられています。空いている時に座るのは問題ありませんが、必要とする人がいれば譲るのが当然のマナーです。しかし、残念ながらその配慮が欠けていると感じる場面もあるようでした。

お互いに思いやりを持って行動することが、すべての人にとって快適な空間づくりにつながりますね！

取材協力：よっしー（@siroyoshi88）さん

※記事内の情報は記事公開時点の情報です

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています

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