「観ないと人生の半分損してる」５年前、絶賛相次いだ名ドラマ…「永久保存版」“スペシャル放送”に歓喜巻き起こったワケ

結末を知っているはずなのに、なぜか繰り返し観てしまう不思議な魅力を持った作品。巧みに張り巡らされた伏線や、観るたびに新たな発見があるセリフの数々といった奥深い作り込みが、私たちを飽きさせることなく、何度でも物語の感動と興奮を味あわせてくれます。今回は、そんな“何度観ても面白い名作”5選をセレクトしました。

本記事では第4弾として、2020年放送のドラマ『アリバイ崩し承ります』（テレビ朝日系）をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“何度観ても面白い名作”ドラマ『アリバイ崩し承ります』

• 作品名（放送局）：ドラマ『アリバイ崩し承ります』（テレビ朝日系）
• 放送期間：2020年2月1日～3月14日

あらすじ

大山誠一郎さんの同名小説を原作に、脚本・いずみ吉紘さん、神田優さんで実写ドラマ化。

とある町の商店街で祖父から受け継いだ時計店を営む若き店主・美谷時乃（浜辺美波）。彼女には、時計修理の傍ら、一回5,000円で時間に関わる謎を解く“アリバイ崩し”を請け負うという裏の顔がありました。

ある日、時乃は県警に左遷されてきたプライドの高い管理官・察時美幸（安田顕）と出会います。その矢先、2人は交通事故に遭遇し、被害者である有名推理作家・奥山新一郎（丸山智己）が「さっき、マンションで人を殺した」と告白するのを聞きます。しかし、察時は刑事・渡海雄馬（成田凌）、係長・牧村匠（勝村政信）、検視官・樋口秀人（柄本時生）らと捜査を進めると、その奥山には犯行時刻に鉄壁のアリバイがあることが判明しました。

捜査に行き詰まった察時は、時乃に“アリバイ崩し”を依頼します。時計に関する膨大な知識を駆使して難事件の真相に迫る天才店主と、プライドを捨てきれない残念な刑事。果たして、この異色のコンビは鉄壁のアリバイを崩し、事件を解決に導くことができるのでしょうか―。

ドラマ『アリバイ崩し承ります』の見どころ ※ネタバレあり

ドラマ『アリバイ崩し承ります』は、鉄壁のアリバイを崩す時計店の若き店主と、プライドの高いキャリア刑事のコンビが難事件に挑む、本格派のミステリー作品です。「時間」に関する専門知識を駆使して、鮮やかに謎を解き明かしていく様子は、多くのミステリーファンを唸らせました。SNSでは「観ないと人生の半分損してる」「秀逸の出来」「何回観ても良い」といった称賛の声が寄せられており、繰り返し楽しめるミステリーとして高く評価されています。

また、浜辺美波さんと安田顕さんが演じる、可愛らしくもコミカルなバディの関係性も魅力。無邪気でチャーミングな時乃と不器用ながらも正義感あふれる察時の掛け合いが、シリアスな展開を和らげる絶妙なコメディ要素として心を掴みます。SNSでは「ドラマ化継続希望」「続編やってほしい」といった声が相次いでおり、心地よい謎解きと、愛すべきキャラクターたちが、多くの視聴者を虜にしました。

スペシャルドラマに歓喜巻き起こったワケ

浜辺美波さんが主演を務め、1回5000円でアリバイを崩す天才時計店主を演じて人気を博したドラマ『アリバイ崩し承ります』。本作の大きな見どころの一つが、浜辺美波さん演じる主人公・時乃が見せる、1話ごとに異なる遊び心溢れるおしゃれなファッションです。レトロで個性的な柄物アイテムや、黄色や赤色といった鮮やかで大胆な色使いが目を惹き、映像作品ならではの魅力的な要素のひとつとなりました。

そんな時乃ですが、2024年に放送されたスペシャルドラマでは、“制服姿に二つ結び”を披露したことで大きな話題を呼びました。浜辺さんの貴重な姿に、SNSでは「破壊力抜群」「制服姿も可愛い」「永久保存版」といった歓喜の声が相次いだようです。連続ドラマでのキュートなファッションと、スペシャルで見せた貴重な制服姿。浜辺美波さんが演じる時乃の魅力が、作品をより一層華やかに彩っていることは間違いありません。

ドラマ『アリバイ崩し承ります』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“天才時計店の店主と崖っぷち刑事の凸凹謎解きコンビ”をぜひご覧ください！

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ライター：天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

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