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「ありえないでしょ」「観る気になれない…」放送前から賛否→“異例の対応”に騒然…だけど「めっちゃハマった」虜になる名ドラマ

  • 2025.10.16

多くの視聴者の心を掴んで離さず、熱狂的な支持を集める作品たち。観る者に深い感動と忘れられない体験をもたらす、特別な力を持っています。今回は、そんな“視聴者が絶賛する名作”5選をセレクトしました。

本記事では第2弾として、2019年放送のドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』(読売テレビ/日本テレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“視聴者が絶賛する”名作ドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』

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映画『アナベル 死霊博物館』大絶叫イベントに参加した夏菜(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』(読売テレビ/日本テレビ系)
  • 放送期間:2019年1月10日~3月14日

あらすじ

お笑い芸人・相席スタートの山﨑ケイさんのエッセイ『ちょうどいいブスのススメ』を原作に、読売テレビの制作で実写ドラマ化。

自己表現が苦手な中川彩香(夏菜)、融通が利かない木原里琴(高橋メアリージュン)、他人の悪口ばかり言う皆本佳恵(小林きな子)。それぞれ生きづらさを抱える3人は、新年会の帰り道、流れ星に欲にまみれた願い事をします。すると、目の前に隕石が落ちてきて、ちょうどいいブスの神様(山﨑ケイ)が現れました。

神様は、彼女たちが幸せになれないのは容姿ではなく「生き方がブス」だからだと断言し、幸せになるための法則として“ちょうどいいブス”を目指すよう告げます。最初は反発する3人でしたが、それぞれの日常で自分の欠点を痛感し、ついに神様の教えを受け入れることを決意するのでした―。

ドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』の見どころ ※ネタバレあり

2019年に放送されたドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』は、放送前にタイトルをめぐって大きな物議を醸した作品です。当初は原作と同じ『ちょうどいいブスのススメ』というタイトルが発表されていましたが、「ブス」という言葉の使用が女性蔑視やルッキズムを助長するとして賛否が巻き起こりSNSでは「ありえないでしょ」「観る気になれない…」と厳しい声も見られました。そして、テレビ局に苦情が相次いだ結果、放送開始直前に現在のタイトルへと変更される異例の事態となりました。

この騒動の背景には、言葉の持つインパクトの強さがありました。原作者の山﨑ケイさんは、「ちょうどいいブス」を、男性にとって都合のいい女性という意味ではなく、自らが心地よくいられる立ち位置を見つけるための自己認識の手段として提唱しています。しかし、そんな山﨑さんの真意が広く伝わる前に、言葉だけが一人歩きしてしまった側面もありました。

結果的に、本作はタイトル変更後も賛否を呼びました。一部の視聴者からは、作中で「ブスブス連呼しすぎ」といった、テーマに対する不快感を示す声も上がっていたようです。しかし、主人公たちが自分自身と向き合い、前向きに奮闘するコメディタッチの物語は多くの視聴者の心を掴み、「めっちゃハマった」「続編見たい」といった熱狂的な声も多数寄せられるなど、多くのファンを獲得しました。

そして、最終的に物語を見届けた視聴者からは、当初の騒動を疑問視する声があがりました。ポジティブな内容から「わざわざタイトル変えなくて良かったと思う」「タイトル変わったのいまだに解せない」といったコメントも多く、ドラマの本質が理解された後も、放送前のタイトル変更騒動が大きな印象を残した作品として視聴者に記憶されています。

夏菜、朝ドラ以来の全国ネット連ドラ主演作

相席スタートの山﨑ケイさんのエッセイを原作に、「ちょうどいいブス」という刺激的なテーマで話題を呼んだドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』。主演を務めたのは、NHKの朝ドラ『純と愛』でヒロインを演じ、一躍国民的女優となった夏菜さん。本作は、彼女にとって朝ドラ以来の全国ネット連続ドラマ主演となり、女優としての真価が問われる作品でもありました。この大役に対し、夏菜さん自身も並々ならぬ覚悟で臨んでいたことを、エンタメ情報サイト・クランクインでのインタビューで明かしています。

全国ネット主演の責任を、あの頃以上に感じています。(中略)でも、朝ドラの頃には演技的な意味で十分な表現ができなかったかもしれませんが、今はもうちょっとうまくできるんじゃないかなって出典:『夏菜、20代最後に挑む連ドラ主演は「プレッシャーしかない」』(クランクイン)2019年1月10日配信

その覚悟と、女優としての成長は見事に視聴者に届きました。これまでの夏菜さんのイメージを覆すような役柄に、SNSでは「新鮮」「夏菜の変顔とかそうそう見れない」といった驚きと称賛の声が上がったのです。朝ドラヒロインという大きな看板を乗り越え、新たな魅力を開花させました。

ドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“自分らしい幸せの法則を見つけるための応援ドラマ”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です